しかし、それがうまく機能しているだろうか。
それについて、舞田氏は「表彰制度の意義」を、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第87回目である。
【引用はじめ】
表彰制度を導入している会社は多い。
しかし、「表彰は何のためにやるのか」を考え抜いている会社は、どれくらいあるのだろう。
表彰制度はなんのためにあるのですか。
「頑張った人を認めてあげるため」という。
表彰制度は、「モデル(模範)」を他の社員に提示できる。
モデルを提示し、他の皆がそれを見習う(真似る)ことで、組織的な学習効果が期待できる。
表彰制度は誰かを表彰するためだけにあるのではない。
むしろ、他の全員の行動を変えたいがゆえにあるのだ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.222~p.223、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
表彰というのは、表彰される本人を認めるだけの制度と捉えがちである。
もっと、組織マネジメントに役立つ制度になるようにすべきである。
組織の構成員のモチベーションアップにつながる制度になるようにしたい。
今行われている制度では、そうしたことが十分考慮されていない。
表彰というのは、表彰される本人を認めるだけの制度と捉えがちである。
もっと、組織マネジメントに役立つ制度になるようにすべきである。
組織の構成員のモチベーションアップにつながる制度になるようにしたい。
今行われている制度では、そうしたことが十分考慮されていない。
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