しかし、それを「どうやるか」を考えないことがほとんどだ。
そのことを、舞田氏は、「「何をやるか」より、「どうやるか」が問題」だと、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第103回目である。
【引用はじめ】
研修プログラムの全体的な枠組みはよい。
だが、一つひとつの研修プログラムを行ううえで、やり方の工夫が必要だ。
新しいことを導入する場合「何をやるか」というより、「どうやるか」が問題だ。
例えば、「表彰制度を行う」ということは、どこの会社でも考えつく。
だが、本当に効果的な表彰をするための「やり方」が必要だ。
大抵の人は「何をすべきか」を考えることができるが、それを「どうやったら、うまくできるか」について知恵がない。
結局、物事がうまくいくかどうかは、それを行う人々の心一つにかかっている。
同じ仕事でも、楽しく早く効果的にできるやり方と、つまらなく非効率でやたら時間のかかるやり方がある。
普通の会社では、そんなことまで気にしない。
でも実は、そこにこそ成功と失敗の分かれ目がある。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.232~p.233、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
新人が職場の戦力になるようにするには、新人研修を行う。
そこでは、その内容より、その内容に関してどう定着させられるかに力点を置くべきである。
ただ単に職場の知識が分かった程度にならないようにしなければならない。
職務を任せて分担できるぐらいまで行えるようにするのだ。
新人が職場の戦力になるようにするには、新人研修を行う。
そこでは、その内容より、その内容に関してどう定着させられるかに力点を置くべきである。
ただ単に職場の知識が分かった程度にならないようにしなければならない。
職務を任せて分担できるぐらいまで行えるようにするのだ。
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