その条件が異なれば、うまく好子の働きができなくなる。
そのことについて、舞田氏は「遮断化」という手続きで再び好子となることを、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第117回目である。
【引用はじめ】
好子の効力を変えるような出来事や生理状態を確立操作という。
確立操作の一つに遮断化がある。
満腹状態になり、食べるのをやめたとしても、しばらく時間がたてばいずれ空腹となり、また食べる。
食物をしばらく食べないでいると、すなわち、食物を遮断されていると、食物の効力が増すのである。
このように特定の好子を一定期間遮断することを遮断化という。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.259、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
仕事が忙しくて食事する暇がなかったりすると、腹ペコ状態におちいる。
そうなると、なんでも口に入れたくなる。
そうしたことは、誰もが体験していることである。
食事などがしばらく遮断化されれば、食事をすごく欲するようになるのだ。
これが確立操作といわれるものである。
仕事が忙しくて食事する暇がなかったりすると、腹ペコ状態におちいる。
そうなると、なんでも口に入れたくなる。
そうしたことは、誰もが体験していることである。
食事などがしばらく遮断化されれば、食事をすごく欲するようになるのだ。
これが確立操作といわれるものである。
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