舞田氏は、自らの行動をコントロールするための手順について、6つあげている。
1つ目が「標的行動を定義する」、2つ目が「行動を記録する」ことだった。
3つ目にあげるのが次のような「ベースラインをとる」ことである。
舞田氏による著書の紹介は第123回目である。
【引用はじめ】
ベースラインというのは、従来通りの状況で起こる行動の量である。
新しい随伴性を導入する前に、どのくらい標的行動をしているのかをまず記録する。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.281、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「ベースライン」とは、今までの行動がどの程度だったかを明らかにするのである。
そして、今度は新しいやり方(随伴性)でやったらどの程度の行動になったかを記録とって明確にする。
そうすることで、その新しいやり方(随伴性)の有効性がわかる。
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