スポーツなどで「勝ち癖」をつけたい。それがうまくいかない。
いわゆる「負け犬根性」が身についてしまっている。
それはなぜか。
そのことについて、舞田氏は、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第133回目である。
【引用はじめ】
前向きな気持ちと姿勢を身につけることは、スポーツのコーチングなどにはよく用いられる。
いわゆる「勝ち癖」をつけることです。
スポーツでは、勝つための技術と精神が必要です。
ビジネスでも自分の目標を達成するとか、なりたい自分になるとかのために技術と精神を身につけることです。
「なりたい自分になる」とは、「負け犬根性から脱することでもある」。
いわゆる負け犬根性というのは、最初から「できない」「負ける」と思ってしまう。
過去の随伴性により作られてしまった後天的な習慣です。 (舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.288~p.289、2008年、日本経済新聞出版社刊)【引用おわり】
今までの失敗のために、何ごとに対しても消極的で意欲的でない。
結局、今回もうまくいかいないと思ってしまう。
挑戦しようとしない。取り組みもおどおどとなってしまう。
過去の経験がそうした習い性になってしまうのである。
そのためには、過去にこだわらない新たな取り組みが必要である。
0 件のコメント:
コメントを投稿