試験の日程というのは、決まっている。
その日程に向けて勉強を頑張る。
日程がわかっていないと、そんなに頑張ろうとしない。
舞田氏は、日程が明確であることの重要性、すなわち「締切の設定」について、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第118回目である。
【引用はじめ】
来るべき試験の日程をカレンダーに赤ペンで書き込む経験はあるだろう。
試験前に遊びの誘惑を我慢して、カレンダーの赤丸を睨みながら勉強に専念する。
この赤ペンの印は何の役に立つのだろうか?
備忘録以上の意味がある。
遊びの誘惑にかられたとき、ふとカレンダーに目をやると、赤ペンで「試験」と書いてある。
その瞬間、「今勉強しないと試験に落ちるかもしれない」という不安が頭をよぎる。
カレンダーの赤い文字は、この不安を喚起する機能がある。
そして、試験勉強にとりかかると、不安がいくらか緩和する。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.261~p.262、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
締切の設定は、私たちの行動を促す大きな動機づけになる。
その日まで、なんとか仕事を片付けようと頑張る。
日程が迫ってくればくるほど、切迫した対応をするようになる。
そして、その日に間に合うように仕事に集中するのだ。
締切の設定は、私たちの行動を促す大きな動機づけになる。
その日まで、なんとか仕事を片付けようと頑張る。
日程が迫ってくればくるほど、切迫した対応をするようになる。
そして、その日に間に合うように仕事に集中するのだ。
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