新人教育を行う場合は、こうした細かなステップをていねいに指導することが必要である。
特に、舞田氏は「うまくいかないところをピンポイントで指摘」するなどが大事として、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第113回目である。
【引用はじめ】
新人に限らず、経験者であっても、仕事全体がうまくいったかどうかだけをフィードバックするのは、あまり効果的でないことがある。
うまくいかなかったときには、どこがいけなかったのかをピンポイントで知る。
うまくいったときにも、なぜうまくいったのか、どこを改善すれば、もっとうまくいくのかなどを具体的に知る。
そうしたフィードバックがあると、ベテランでも伸びる。
いや、ベテランこそ課題分析の恩恵をこうむることができる局面というのもあるはずだ。
普段何気なく仕事を続けている間に身についてしまった悪い癖や変な癖を、チェックすることができるからだ。
ベテランになるほど、一つひとつの行動に対する意識は薄れやすい。
だから、いわゆるスランプに陥ってしまったときに、自分の行動の振り返りができず、なす術もなく苦しんだりするのである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.247、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
仕事がうまくいかないとき、うまくいったときピンポイントを指摘するフィードバックが大事だ。
何が良くて、何が悪いかを具体的に知ることができるからである。
相手が明確にわかるように知らせる必要がある。
仕事がうまくいかないとき、うまくいったときピンポイントを指摘するフィードバックが大事だ。
何が良くて、何が悪いかを具体的に知ることができるからである。
相手が明確にわかるように知らせる必要がある。
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