要するに、「標的行動を定義する」ことと次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第121回目である。
【引用はじめ】
自己管理をうまくやるためには、どの行動を強化するか決めることである。
営業マンであれば、「受注する」ということを選ぶ。
しかし、そうではなく、「顧客の門をくぐる」「自社紹介する」「開発に話をつなぐ」といったほうがいい。
なぜか。
行動を作り上げるには、できるだけ好子を手に入れるチャンスが多くならなければならない。
そのためには、一日に少なくとも一回はする行動を取り上げることだ。
受注するには日数がかかる。
少しでも、強化のチャンスを増やすために、毎日する行動を選ぶのである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.280、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
自己管理を得やすくするには、好子を手に入れやすいものにすることだ。
ピアノで一曲弾けるようにするには、まずは最初の一小節を弾けるようにする。
そして、だんだんと一曲弾くことができるまで練習するのだ。
【引用おわり】
0 件のコメント:
コメントを投稿