2020年4月21日火曜日

グラフをつける

 舞田氏は、自らの行動をコントロールするための手順について、6つあげている。
 1つ目が「標的行動を定義する」、2つ目が「行動を記録する」、3つ目が「ベースラインをとる」ことだった。
 4つ目にあげるのが次のような「グラフをつける」ことである。
 舞田氏による著書の紹介は第124回目である。

【引用はじめ】


 せっかく行動の記録をつけるなら、それをグラフで示すことだ。
 横軸に日数、縦軸に訪問件数をとり、線グラフを書く。
 訪問した件数を示すグラフはフィードバックとして作用する。 
 
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.2812008年、日本経済新聞出版社刊)

【引用おわり】

 自らの営業成績を上げることを目標に、訪問件数を増やしたい。
 それには、どの程度顧客のところに訪問しているか明確にする。
 その件数をグラフで表せば一目瞭然だ。
 それを見ることで、現状を改善しようとさらにがんばることにつながる。

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