舞田氏は、自らの行動をコントロールするための手順について、6つあげている。
1つ目が「標的行動を定義する」、2つ目が「行動を記録する」、3つ目が「ベースラインをとる」ことだった。
4つ目にあげるのが次のような「グラフをつける」ことである。
舞田氏による著書の紹介は第124回目である。
【引用はじめ】
せっかく行動の記録をつけるなら、それをグラフで示すことだ。
横軸に日数、縦軸に訪問件数をとり、線グラフを書く。
訪問した件数を示すグラフはフィードバックとして作用する。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.281、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
自らの営業成績を上げることを目標に、訪問件数を増やしたい。
それには、どの程度顧客のところに訪問しているか明確にする。
その件数をグラフで表せば一目瞭然だ。
それを見ることで、現状を改善しようとさらにがんばることにつながる。
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