2020年9月22日火曜日

教示、モデリング、身体的誘導という教える方法

 新しい行動を習得するための「教える」方法がある。

 このことについて、舞田本では次のように述べている。

 舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で271回目となる。

 【引用はじめ】 

 教示とは、言葉で教えることであり、言葉には話し言葉と書き言葉がある。

 口頭で説明を受けたり、マニュアルや取扱説明書のように文字で書かれた情報を頼りに、新しいやり方を学ぶことができる。

 モデリングとは、モデルを示す、すなわち、お手本を示すことである。

 すでにその技能を持っている人が、ゴルフやテニスのコーチは、初心者に対して、口で説明し、お手本を見せるだけでなく、フォームがおかしければ、手を添えて、正しいフォームを体験させる。

 これが身体的誘導だ。

 以上の三つは、まさに「教える」方法だ。

 (舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.176、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 「教える」方法として、教示、モデリング、身体的誘導の3つがある。

 教示は言葉で説明する方法である。モデリングは模範を見せる方法である。身体的誘導は手とり足とり補助してやらせる方法である。

 日常的に取り入れて行っている方法といえる。

 それを意識的・客観的にやることで明確な対応ができるはずである。

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