新しい行動を習得するための「教える」方法がある。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で271回目となる。
【引用はじめ】
教示とは、言葉で教えることであり、言葉には話し言葉と書き言葉がある。
口頭で説明を受けたり、マニュアルや取扱説明書のように文字で書かれた情報を頼りに、新しいやり方を学ぶことができる。
モデリングとは、モデルを示す、すなわち、お手本を示すことである。
すでにその技能を持っている人が、ゴルフやテニスのコーチは、初心者に対して、口で説明し、お手本を見せるだけでなく、フォームがおかしければ、手を添えて、正しいフォームを体験させる。
これが身体的誘導だ。
以上の三つは、まさに「教える」方法だ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.176、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「教える」方法として、教示、モデリング、身体的誘導の3つがある。
教示は言葉で説明する方法である。モデリングは模範を見せる方法である。身体的誘導は手とり足とり補助してやらせる方法である。
日常的に取り入れて行っている方法といえる。
それを意識的・客観的にやることで明確な対応ができるはずである。
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