部下が上司の求める行動ができるようにするにはどうするか。
上司が求める最終目標まで到達していない状況においては、シェイピングを用いるのがいい。
低レベルの行動から高レベルの最終目標まで徐々にレベルアップするのである。
このシェイピングを効率的に行うにはどうするか。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で255回目となる。
【引用はじめ】
効果的・効率的なシェイピングのコツは次のとおり。
① 即時強化
② 細かな中間目標設定
③ 挫折したら一歩引く
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.157~p.158、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
ターゲット目標がうまくできたら、即時に強化することが重要である。60秒以内が原則である。
さらに、最終目標までの中間的な目標を細かく設定することである。続けて成功できるようにすることだ。
次に、挫折したり、失敗するようなことがあったら、前段の目標に戻る。
これらに留意した対応が必要である。
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