行動は、直後の状況の変化によって変わる。
さらに、行動に先行する状況でも変わる。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で275回目となる。
【引用はじめ】
「おはよう」という朝の挨拶は、相手が同僚か、部下か、上司か、お客様かによって、変わってくる。
同僚や部下には「おはよう」で済むが、上司やお客様には「おはようございます」と言うだろう。
妻や恋人に対して「愛しているよ」と言ったとしても、職場の同僚には、そのようなことはむやみに言わない。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.188~p.189、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
挨拶の仕方は、相手によって変わる。
後輩などには「おはよう」。
上司などに対しては、「おはようございます」。
親しい友人などに対しては、「おっす」などと使い分けする。
上下関係や親しさなどの違いなどによって変わる。
先行する状況によって行動の違いが出てくるのである。
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