チェイニングを、逆順に作り上げていくことを、バックワード・チェイニングという。
バックワード・チェイニングは、とても有効な手法である。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で267回目となる。
【引用はじめ】
バックワード・チェイニングは、常に最後までやり抜いた喜びをもって終わる。
まずは最終ステップができるようにし、それができたら今度はその一歩手前から始めて最終ステップまでいき、それができるようになったら、今度は二歩手前のステップから最終ステップまで・・・・・・と、できる範囲を逆順に広げていくのである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.173、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
長くて複雑な行動を成しとげられるようにする一つの方法がバックワード・チェイニングである。
最終ステップを成しとげる経験を積ませる。
できたぞ、うまくやれたという喜びという動機づけによって、次につなげる。
最終ステップより一歩手前のステップをつなげてできるようにする。
それができたら、さらに二歩前のステップをつなげて最終ステップまでできるようにする。
最初のステップから最終のステップまでつなげられようにして完成させるのだ。
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