行動は、適切な時に適切に自発する必要がある。
しかし、そううまくいかない場合どうするか。
行動を促す手立てをタイミングよく提示するのである。
このことについて、舞田本では以下のように述べる。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で277回目となる。
【引用はじめ】
行動が満足のいく頻度や強度で起こらないならば、強化すればよい。
行動がまったくできなければ、まずシェイピングやチェイニングで作り上げる。
だが行動にはまだ他の問題もある。
行動そのものができないわけではないが、適切なタイミングで、必要なときにできない場合だ。
そのような時は、行動を「促す」補助刺激が必要である。それがプロンプトだ。
プロンプトは、行動を促すべく、行動に先立って与えるヒントである。
ヒントはあくまでヒントであって、答えそのものを教えるわけではない。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.204~p.205、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
ターゲットとする行動そのものはできるのだが、適切な場面や適切な時にできない。
そういう場合は、その行動を引き出す刺激が必要なのだ。
それがプロンプトと言われる補助刺激である。
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