2020年9月27日日曜日

適切なタイミングで行動を起こす方法

 行動は、適切な時に適切に自発する必要がある。

 しかし、そううまくいかない場合どうするか。

 行動を促す手立てをタイミングよく提示するのである。

 このことについて、舞田本では以下のように述べる。

 舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で277回目となる。

 【引用はじめ】 

 行動が満足のいく頻度や強度で起こらないならば、強化すればよい。

 行動がまったくできなければ、まずシェイピングやチェイニングで作り上げる。

 だが行動にはまだ他の問題もある。

 行動そのものができないわけではないが、適切なタイミングで、必要なときにできない場合だ。

 そのような時は、行動を「促す」補助刺激が必要である。それがプロンプトだ。

 プロンプトは、行動を促すべく、行動に先立って与えるヒントである。

 ヒントはあくまでヒントであって、答えそのものを教えるわけではない。

 (舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.204~p.205、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 ターゲットとする行動そのものはできるのだが、適切な場面や適切な時にできない。

 そういう場合は、その行動を引き出す刺激が必要なのだ。

 それがプロンプトと言われる補助刺激である。

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