新しい行動を習得するための「教える」方法と、「人を導く」方法がある。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で273回目となる。
【引用はじめ】
教示、モデリング、身体的誘導によって学ぶことができるのは、言葉を持った人間だけである。
逆に言えば、シェイピングとチェイニングは、言葉の力を借りずに教えることができる方法だ。
だからこそ、教えられているという感覚なしに、学ぶことができるのだろう。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.177、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
人は言葉があるので、言葉によって学ぶことができる。
「教示」という方法は、言葉の説明によって学ぶ。
シェイピングは、細分化したステップを少しずつ学んでいくので、言葉を特別用いる必要はない。
言葉が十分身についてない幼児や障害児、外国人などにはシェイピングの手法は有効である。
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