シェイピングを効果的・効率的に行うにはどうするか。
その一つが「即時強化」である。
次に行うべきは、「細かな中間目標設定」である。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で257回目となる。
【引用はじめ】
シェイピングでは、大きな目標を達成するために小さな目標をその中間に設定する。
このとき、目標は、少しずつ上げてゆけるよう、きめ細かく設定することが大切だ。
大きな目標を達成することは、誰にとってもしんどい。
初心者なら、なおさらだ。
その遠い道を、喜びをもって一歩一歩進んでいけるようにしてあげるのが行動分析学的マネジメントである。
だから、大きな目標を達成するまでの過程で、小さな達成を幾度も祝わなければいけない。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.157~p.158
、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
最終目標がスムーズに達成できるように「細かな中間目標」を設定する。
その中間目標ができたら直ちに強化するのである。
そして、一歩ずつ最終目標へ近づける。
少しずつの積み重ねを繰り返して、最終目標に到達するようにする。
これがシェイピングのコツである。
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