フィードバックは、具体的でなければならない。
行動を測定し、現状がどうなっているかあきらになっているといい。
それについて、舞田本では以下のように述べる。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で312回目となる。
【引用はじめ】
行動分析学でフィードバックというのは、次のようなことだ。
フィートバック=これから行う行動を導くための、これまでおこなった行動についての評価や記録
- フィードバックは、行動に対するフィードバックである
- フィードバックはグラフで示される
- フィードバックの頻度
- フィードバックは強化のきっかけとなる
2番目の「フィードバックはグラフで示される」は次のとおりである。
フィードバックは個々の行動がどれだけきちんとなされたかに関する情報であり、同時に、次にその行動をする機会があったとき、よりよく行動できるようにするための指針である。
言葉を使ってフィードバックすることもあるが、行動を測定し、グラフで表し、それを各自に見せることも多い。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.243~p.244、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
フィードバックは、行動の状況がどうなっているかを明確に示すことが必要である。
そうすることで、次の行動のあり方が分かりやすくなる。グラフなどで示すといい。
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