相手の力量に応じて教え方も工夫しなければならない。
ここでは、ティーチングとコーチングの違いについて考える。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で318回目となる。
【引用はじめ】
ティーチングは、相手に答を教えること。
コーチングは、相手が自分で答えを見つけられるように援助することである。
具体的には、上手な質問をすることで相手に考察を深めさせ、気づきを得させる。どちらにも強みと弱みがあるのだが、相手を独り立ちさせたいときには、
最初はティーチングで答えを教えても、最後にはコーチングによって相手が自分で答えを見いだせるように指導しなければならない。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.250~p.251、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
新人はティーチングが多くを占める。
ベテランはティーチングによる指導を最小限にして、コーチングを最大限に使うといい。
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