期末の業績評価だけではパフォーマンスの向上はあまり望めない。行動の即時強化が一番いい。
パフォーマンスがどの程度か測定することが望ましい。
それについて、舞田本では以下のように述べる。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で313回目となる。
【引用はじめ】
行動分析学でフィードバックというのは、次のようなことだ。
フィートバック=これから行う行動を導くための、これまでおこなった行動についての評価や記録
- フィードバックは、行動に対するフィードバックである
- フィードバックはグラフで示される
- フィードバックの頻度
- フィードバックは強化のきっかけとなる
3番目の「フィードバックの頻度」は次のとおりである。
フィードバックは期末の業績評価とは違う。
パフォーマンスを向上させるために、個々の行動に対してフィードバックするのだから、行動に対して即時になされることが理想である。それぞれの行動ができたかどうか、一日のうちで何回(何パーセント)できたか、行動を測定しながらパフォーマンス・マネジメントを実践する際は、一日ごとのフィードバックが最も一般的である。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.243~p.244、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
パフォーマンスがどの程度か測定できることが大事である。
その測定値がどうなっているかを示すことが、フィードバックとなる。
0 件のコメント:
コメントを投稿