仕事に一生懸命取り組むには、強化随伴性があると想定できる。
仕事をさぼってしまう場合は、弱化随伴性が想定される。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で335回目となる。
【引用はじめ】
どのような行動であれ、それが適切なものであろうと、問題行動であろうと、現実に繰り返されているからには、そこには必ず強化随伴性がある。
そして、仕事をさぼるように、すべきであるのにしない行動があるとしたら、そこには必ず弱化随伴性か消去がある。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.277、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
仕事のあり方については、行動の原理で説明できる。
強化や弱化の原理が働いている。
行動の直後の状況しだいでその行動が繰り返すか、それとも行動をしなくなるかが決まる。
随伴性というシンプルな考え方で行動を説明しようとする。
これが行動分析学の基本的な考え方である。
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