ただ、「見て覚えろ」という教え方があるが、これでは時間がかかる。必ずしもいい教え方とは言えない。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で317回目となる。
【引用はじめ】
課題分析で明らかになったチェックポイントをベテランも活用することは、本人だけでなく後輩の指導にもよい影響をもたらす。「やってみせ、言って聞かせる」ことができるからだ。
「背中を見せて学ばせる」という教育法は、何も言わない教育法だ。学ぶ側が優秀であれば、それでも多くを学びとることができるだろうが、しかし、たとえばまったくの新人などであれば、何を見ればよいのかもわからないということもある。
だから、「◯◯をやってみせるから、よく見ておけ」と、一つひとつの課題を明示してあげることは、教え方として懇切丁寧であるから効果的なのである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.247~p.248、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
ここはこうするんだと、ゆっくりていねいに教えると新人でもよくわかる。
どうするか課題分析することでよりわかりやすい方法が大事である。新人も正確にやり方を学ぶことができる。
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