2020年11月30日月曜日

標的行動を定義する

 自分の行動をコントロールする自己強化の手順で第一にやるべきことは、標的行動を定義することである。

 それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で339回目となる。

 【引用はじめ】 

 自己強化するために最初にすることは、どの行動を強化するか決めることである。

 営業において、「受注する」はすぐできることでない。その前段階を少しずつクリアして「受注する」まで到達するようにするのがいい。

 例えば、「顧客の門をくぐる」「自社紹介する」「開発に話をつなぐ」などだ。

 行動を作り上げるには、できるだけ好子を手に入れるチャンスが多くなければならない。

 そのためには、一日に少なくとも一回はする行動を取り上げることだ。

 受注するには日数がかかる。少しでも、強化のチャンスを増やすために、毎日する行動を選ぶのがいい。

(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.280、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 最終的な標的行動まで到達するには、途中の成し遂げるべき行動を経る必要がある。

 最終的な行動に近づけるいくつもの前段をやり遂げるようにしないと。

 一つひとつ自己強化して標的行動まで到達することである。

 毎日、自己強化できるようにすることが大事である。 

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