2020年11月22日日曜日

自分で自分を褒める

 苦しい練習を続けて、勝利を手にする。トップスポーツ選手は簡単に音を上げない。限界まで練習を続ける。

 こうした積み重ねによって本番で実力を発揮する。

 誰から褒められることを期待しているわけでない。自らを叱咤激励した結果である。

 それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で331回目となる。

 【引用はじめ】 

 誰も見ていないところでの行動を変えるには、自分で自分を強化することが必要です。

 トップクラスになる運動選手は、自分で自分を褒めるのがうまい人ばかりです。

 彼らは途中の細かな動作の一つひとつに好子を与えている。

 おそらく彼らの脳内では、一つの動作が決まるたびに快感物質がピュピュッと分泌されているのではないでしょうか。

(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.270、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 トップアスリートたちは、日々の進歩に喜びを見いだせる。

 それよりも、一つひとつの動作が良くなっていることに快感を感じることができる。

 それによって記録が伸び、自らを励ますことができるのだ。

 自らの頑張りを知ることに喜びを感じていると言える。

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