さまざま問題を抱える課長などのリーダーシップに対して、どのようにすればよいか。それを行動分析学マネジメントで把握してみる。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第118回目である。
【引用はじめ】
行動分析学マネジメントの基本は次のとおりである。
- 問題を行動的に解釈する
- 現在の行動の原因となっている強化や消去や弱化を明らかにする
- 行動を変えるための新しい強化/消去/弱化を計画し実行する
例えば、ある課長の問題には次のようなものがあります。
- 物事を悲観的に見る
- 目標を低く抑える
- 会議でネガティブな発言をする
- 部下へのリーダーシップがない
- 部下とのコミュニケーション能力が低い
- 部下の仕事を支援しない
- 部長との折り合いが悪い
以上のような問題をまず行動的に解釈する必要があります。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.170~p.171
【引用終わり】
行動分析学マネジメントの基本の第一番は、問題に関して行動的に解釈することである。「悲観的に見る」「ネガティブな発言」「リーダーシップがない」などとは行動的にはどう解釈できるか。詳細にとらえることである。
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