部下が課長さんに対して、褒め言葉にも皮肉を言ってしまう。なぜなんだろう。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第130回目である。
【引用はじめ】
部下は、なぜ素直に喜ばず皮肉を言ったりするのかと問うと、その答えは「日頃から、うっぷんたまっていて、こういうときについ出てしまう」というものでした。
要するに、皮肉を言えば課長に対する日頃のうっぷんが晴れるということなのですが、普段のときに言っても叱られるので、こういうタイミングで言えば、叱られずに済むということでした。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.178~p.179
【引用終わり】
部下は課長さんに対する不満がたまってたりする。そうすると、皮肉っぽい言葉を発してしまう。こうしたことの繰り返しが、互いに言葉がけなど減らしてしまうことになる。互いのコミュニケーションが消去や弱化をもたらすのである。
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