2021年9月23日木曜日

報連相が徹底できてない

 「部下が報連相を徹底できないので困っている」という上司も多い。こうした場合の改善をどうすれば良いか。

 そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第83回目である。

【引用はじめ】

 改善したいことは「部下の報連相を徹底させたい」ということです。多くの職場で聞かれる課題です。

 企業規模の大小にかかわらず、報連相(ホウレンソウ=報告・連絡・相談)を徹底させたいという上司はとても多くいます。

 上司が期待している望ましい部下のあり方ですが、なかなか部下が徹底できていないものの一つではないでしょうか。

 これをABAマネジメントの手順にしたがって、改善策を実践していきましょう。 

 榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版) p.94

【引用終わり】

 職場では、報連相の徹底ということがよく叫ばれる。ということは、十分報連相がなされていないという現状があるからだ。職場において、報連相しなくてもなんとかやることができているから大丈夫といった風土ができ上がっているとも言える。しかし、現状が問題なくても、リスクを伴う問題がいずれ生じかねない。

 こうしたリスクを避けるためにも日常的に報連相が徹底されるべきである。そうした徹底がなされる状況をつくりだすための方策こそ必要である。 

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