2021年9月20日月曜日

ABAマネジメントを進める手順

 ABA(応用行動分析学)マネジメントでは、引用のような手順を追って進めるのがいい。

 そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第80回目である。

【引用はじめ】

 ABAマネジメントの実践においては、以下のような手順で進めます。

  1. 改善したいことと、その目的を明確化する
  2. 変容させたい具体的な行動を決める
  3. ターゲットとした行動をABC(先行条件➡行動➡結果)分析する
  4. 分析した結果から改善案を考える
  5. 出てきた改善案の優先順位をつくる

 上記のような各工程を飛ばさずに、着実に進めていくことが望ましい。そして、次の二つのことに留意して実施することにも気をつけましょう。

  • 改善策に飛びつかない
  • やってみないとわからない

 榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版) p.91~p.92

【引用終わり】

 上記の引用のような手順どおり実施してみると、効果的なことがわかるはずだ。ただ、やってみてうまくいかないこともある。そうなったらあきらめず、最初からやり直す必要がある。改善案などに問題がある場合が多い。 

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