組織の生産性を上げるには、まずは構成員にその組織の理念や目的が周知されていなければならない。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第140回目である。
【引用はじめ】
まずは、「企業理念」や「仕事の目的」は、社員にとって、仕事を進めるにあたって魅力あるものかどうかが、とても重要です。例えば、次のようなことです。
- お客様の幸せにつながる
- 自分自身の成長につながる
- 商品やサービスの質が高まる
- 世の中に貢献できる
これらは、仕事を進めることの価値を高めるものになっています。
ここで決めたことは、しっかりと浸透させましょう。頭の中に常に入れておくことで、「A:先行条件」として機能することになります。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.164
【引用おわり】
いかにすれば、企業理念や仕事の目的が個人一人ひとりに浸透させられるか。
日々の仕事の中でそれに関係する具体的な目標が必要になってくる。
それには、今取り組んでいる仕事にとって、上位概念としての理念や目的に通じるようにすることこそ重要だ。
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