「組織の目標」を決めて、社員が一丸となって成果を上げる努力が必要だ。その目標が社員一人ひとり理解できているかどうか。それがなかなか難しい。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第141回目である。
【引用はじめ】
「仕事の目的・理念を決める」とその次に、「組織の目標を決める」ことになります。「業績アップ」につなげる項目です。組織の数字目標ということで、売上や利益などが、設定されます。
大事なのは、成し遂げたいことをしっかり設定し、社員にもそれを認識してもらことです。
- 組織の売上10パーセントアップ
- 組織の利益5%アップ
- アルバイトリーダーを3名育成する
- 新システムを稼働させる
組織の目標は、実際には、経営者や上司が思っているほど、社員には伝わっていないことが多くあります。現場の社員に「今年の会社の目標って何ですか?」と聞くと、「えーっと・・・」となってしまうケースがあります。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.164~p.165
【引用おわり】
「組織の目標」は、組織内の構成員がみな共通に理解できるようにしておかないといけない。
誰もが言葉で復唱できるのでないと。「組織の目標」は、どんなふうになっていると達成できているのかわかる必要がある。
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