個人目標「売上10%アップ」につながる具体的な行動は何か。そうしたものを明確にしていなければならない。行動をいくつか集積した成果では、具体的な行動とはいえないので要注意である。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第146回目である。
【引用はじめ】
次の4つの項目をまとめる必要があります。
- 理念・仕事の目的
- 組織の目標
- 個人の目標
- 目標につながる行動
【理念・仕事の目的】 私たちの理念は、子どもたちを笑顔にすること。私たちはこの商品とともに、子どもたちに幸せを届けます。
【今期の組織の目標】 売上10%アップ
【個人の目標】 個人売上10%アップ
【目標につながる具体的行動】 毎日、1件は新規のお客様に提案書を出す。 商品知識の勉強を週に1時間行う。 専門用語をなくしたパンフレットをつくる。
そして、ここに書かれた項目を、日々確認しながら、どれだけ取り組むことができたか、実際にどれぐらい行動したか、目標はどれだけ達成できたか、を評価実績としてまとめるようにしましょう。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.168~p.169
【引用おわり】
具体的な行動を決めたら、どれぐらいできたか、うまくいったか日々チェックして確認しておくことだ。
簡単に◯✕などでチェックできるようにするといい。
自らの達成程度が目に見えるにするのだ。
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