「個人目標」を決めたら、具体的な行動をどうするか決めることが必要だ。「個人目標」と直結する「行動」を明確にするのである。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第143回目である。
【引用はじめ】
「仕事の目的・理念を決める」と、その次に、「組織の目標を決める」、さらに次には、「個人目標を決める」ことになります。この次には、個人目標につながる「行動」を決めます。
たとえば、個人の目標を「売上10%」にしました。この目標を達成するためには、どんな行動をどれだけやっていくのか、できるだけ具体的に設定しています。
その際に、「デッドマンテスト」と「ビデオカメラテスト」をクリアできるように、チェックするといい。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.166~p.167
【引用おわり】
個人目標において、「売上10%」と決めたら、それを達成するための具体的な行動を設定する。その行動は本当に具体的なものになっているか、チェックすることだ。
それで役立つのが「デッドマンテスト」であり、「ビデオカメラテスト」である。
「デッドマンテスト」とは、死人にできないことかどうかをチェックすることである。
「ビデオカメラテスト」とは、モニターで見て、何をしているかわかるかどうかをチェックすることである。
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