社内の社員といっても、一様ではない。いろんな人がいて、いろんな違いがある。それぞれに対して、どうすればよいか悩みもあったりする。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第147回目である。
【引用はじめ】
次のような社員に対して、管理職がどのように対応したらいいのか、非常に困っている、という声をよく聞きます。
- ゆとり社員
- ベテランあきらめ社員
- 自己主張社員
人による違いを考慮しながら、改善を図っていく必要があります。
「人の行動は環境によって引き起こされて、繰り返すようになる」というのがABA(応用行動分析学)の原則的な考え方です。同じ改善策を実施しても、人によって効果が出る・出ないには差があり、それぞれに適した改善を行っていかなくてはなりません。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.178
【引用おわり】
一人ひとり困った社員に対して、どうすれば改善が図れるか。
同じ改善策を実施しても、うまくいく場合も、いかない場合もある。相手に合わせた改善策を考慮することが大事だ。
その効果的な改善策とはどうすべきか。適切な行動に着目して、その直後に好子(例えば、褒め言葉)によって強化するのである。それを繰り返して、適切な行動を増やすことだ。
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