部下が望ましい行動をしたら、すぐに上司はそれに対して「いいね」などの反応をしてくれる。そうしたことがあれば、とても嬉しい。こうした繰り返しのある組織だと、とても明るい職場となる。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第146回目である。
【引用はじめ】
頑張って行動した直後に、誰からもフィードバックされないような行動は、強化(弱化)もされにくい。
逆に、頑張った直後に、褒められたり、嬉しい言葉をもらったりすると、その行動は繰り返されるようになります。
部下のモチベーションを上げることのできる有能な上司は、いつも部下を気にかけていて、褒めることを後回しにはせず、即時に声がけしています。
「見てくれている」という環境が、動機づけの起きる職場です。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.176
【引用おわり】
職員がみんな生き生きと仕事に励む組織でありたい。そのためには、一人ひとりの頑張りを認める職場にする。
それも適切な行動があったら、すぐにそれも直後に認める雰囲気である。褒め言葉、笑顔などによるフィードバックである。
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