2022年3月31日木曜日

【利用者向け125】令和3年度最後の日

 今日(きょう)は 3月31日 木曜日(もくようび)。

 令和(れいわ)3年度(ねんど) 最後(さいご)の日。

 この最後(さいご)の日に ふさわしいことが 「のぞみの家(いえ)」では

 行(おこ)われます。

 みんな 楽(たの)しみにしている 「ボーナス」支給日(しきゅうび)です。

 食事会(しょくじかい)では 「焼肉弁当(やきにくべんとう)」がでます。

 皆勤賞(かいきんしょう)の 表彰式(ひょうしょうしき)が あります。

 みんなで 令和(れいわ)3年度(ねんど)を しめくくりましょう。

 明日(あした)からは 令和(れいわ)4年度(ねんど)です。

 令和(れいわ)4年4月1日から また新(あたら)しい 令和(れいわ)4年度(ねんど)の

 始(はじ)まりです。

 コロナなどに 負(ま)けない 充実(じゅうじつ)した 令和(れいわ)4年度(ねんど)に

 しましょう。  

適切な解決策が与えられるか?

   「部下が上司に相談に行く」と、相談に真剣にのってくれて、適切な助言をもらえる。そうなったら、部下は積極的に上司に相談するようになるだろう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第12回目となる。

【引用はじめ】

 部下からの相談に対し、常に適切な解決策を与えているだろうか? 部下の気持ちが救われるようなアドバイスをしているだろうか。もし、それができているのなら、「あの上司に相談に行けば、いつも笑顔で迎えてくれるだけでなく、問題も解決する」ということで、部下は行列をなして相談に来るだろう。

 しかし、「あの上司に相談に行っても、問題はちっとも解決しない」となれば、やはり部下としては、相談行くことをためらうのではないか。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.20

【引用おわり】

 部下にとって、上司へ相談すると悩み事が解決するとなれば、次からも上司への相談をするようになるに違いない。部下にはその手応えがたまらない。部下の期待に応えてくれる上司への信頼は増すばかりだ。全ての問題が解決しなくても、少しのヒントでも得られればいいのである。解決に向けた方向性を与えられる上司であってほしい。 

2022年3月30日水曜日

【利用者向け124】皆勤賞

 今日(きょう)は 3月30日 水曜日(すいようび)。

 あと一日(いちにち)で 令和(れいわ)3年度(ねんど)が 終(お)わる。

 明日(あした)は 令和(れいわ)3年度(ねんど)の 最終日(さいしゅうび)。

 皆勤賞(かいきんしょう)の 表彰(ひょうしょう)がある。

 10年間(ねんかん) 休(やす)まなかった人(ひと)がいる。

 5年間(ねんかん) 休(やす)まなかった人(ひと)もいる。

 そして ごうかな 焼肉弁当(やきにくべんとう)で 最終日(さいしゅうび)を

 お祝(いわい)いする。

 みんなに ボーナスも 渡(わた)されるぞ。

 うれしいねえ。 

強化は一回だけでは足りない

    行動に影響与えるには、一回強化したからといってうまくいくわけでない。何回か強化してはじめて行動が変わるのである。「部下が上司に相談に行く」ためには、何回も上司は笑顔で部下を迎えることが大切である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第11回目となる。

【引用はじめ】

 「自分の部下は、ちっとも相談に来ない」と悩む上司は、一度、自分自身を振り返ってみよう。自分は、部下の「相談に来る」という行動を、どれだけ強化しているだろう?

 自分は、部下が相談に来たとき、いつも笑顔で迎えているだろうか?無表情な対応をしたり、面倒くさいといった表情をしていないだろうか。たとえば笑顔を見せるということでも、重要なのは、「いつも」笑顔で迎えるということだ。

 行動に影響を与えるためには、強化は一回だけでは足りない場合が多い。だから、上司が一度だけ笑顔を見せたからといって、それですぐに部下がどんどん相談に来ると考えるのは甘い。たとえ自らが大変な状況にあったとしても、部下からの相談には常に笑顔で応えてあげる。そのような覚悟を持った対応をしているだろうか。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.20

【引用おわり】

 強化するといっても、それなりの努力が必要である。部下が相談に来たら、上司は笑顔で迎える。それもいつも笑顔であたたかい対応をすることだ。それがあってはじめて、部下も上司はいつも相談にのってくれてありがたいとなるのである。

2022年3月29日火曜日

【利用者向け123】作業服の日

 今日(きょう)は 3月29日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 「作業服(さぎょうふく)の日」です。

 3月29日の ごろあわせ 「さ(3)ぎょうふ(2)く(9)」(作業服)から

 決(き)められました。

 みなさんも せいけつで 安全(あんぜん)で 作業(さぎょう)しやすい

 服(ふく)を みにつけて 仕事(しごと)を しています。

 それが 作業服(さぎょうふく)です。

 仕事(しごと)の 能率(のうりつ)を あげるためにも 大切(たいせつ)な

 服(ふく)です。

 


 

部下が上司に相談に行くこと

   行動を強化するとはどういうことか。具体例で示す。「部下が上司に相談に行く」ことがどのように強化されるかについて、以下、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第10回目となる。

【引用はじめ】

強化の例

(直前)上司の笑顔なし⇒(行動)部下が上司に相談に行く⇒(直後)上司の笑顔あり

(直前)問題が解決しない⇒(行動)部下が上司に相談に行く⇒(直後)問題が解決する

 上司に相談に行くと、「お、どうした?」と、いつも笑顔で迎えてくれる。そんな上司に対しては、部下も相談に行きやすいと感じ、実際によく相談に行くだろう。これは、上司の笑顔が部下に心地よさを感じさせ、部下の「相談に行く」という行動を強化しているのである。

 また、上司に相談すれば、問題が解決し、楽になる。そういう状況を何度も経験すれば、部下は、何かあったときに、一人でいつまでも問題を抱え込んだりせずに、上司に相談しようとするだろう。これも、問題が解決するということが、部下を苦悩から解放するので、部下の「相談に行く」という行動を強化しているのである。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.19

【引用おわり】

 「部下が上司に相談に行く」ことを強化するのは、行動の直後がどうなるかによる。「上司が笑顔になる」と、部下は上司が受け入れてくれていると思う。また、相談することで、「問題が解決する」となれば、相談したかいがあったと思う。部下にとっては良いことづくめ。そうしたことが続くことで、部下の上司への相談する回数が増え、信頼が深まることになる。 

2022年3月28日月曜日

【利用者向け122】山形の桜はまだだなあ

 今日(きょう)は 3月28日 月曜日(げつようび)。

 昨日(きのう)は 「さくらの日」でした。

 東京(とうきょう)、高知(こうち)、福岡(ふくおか)は 桜(さくら)が 満開(まんかい)に

 なりました。

 満開(まんかい)の 桜(さくら)を 見(み)るために たくさんの 花見客(はなみきゃく)で

 にぎわったそうです。

 今(いま)は コロナ感染(かんせん)も あるので 桜の下(さくらのした)での

 宴会(えんかい)は できません。

 歩(ある)きながら 桜(さくら)を 見(み)るようになっています。

 山形(やまがた)は 4月の 半(なか)ばごろになれば 満開(まんかい)の

 桜(さくら)も 見(み)られます。

 肘折(ひじおり)は まだ 2メートルもの 雪(ゆき)が 残(の)っています。

 山形市(やまがたし)だって ところどころ 雪(ゆき)が 残(の)っているところ

 あります。 

強化の原理とは

   行動分析学によれば、人の行動は、「強化」「消去」「弱化」の3つの原理で決まる。その一つ「強化」の原理とはどういうものか。以下、そのことについて舞田本では、次のように述べている。引用は、通算で第9回目となる。

【引用はじめ】

 強化とは、

  • ある行動をした直後に
  • 良いことがある(心地よさや、苦痛からの解放などがある)と
  • その行動をもっとするようになる 

 という原理である。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.18

【引用おわり】

 強化の原理を用いることによって、行動の頻度を増やすことができる。行動の直後に、良いこととか、嫌なことから逃れることとかがあれば、行動の頻度は増えるのである。 

2022年3月27日日曜日

【利用者向け121】さくらの日

 今日(きょう)は 3月27日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「さくらの日」だって。

 日付(ひづけ)の 「3×9(さくら)=27」の ごろあわせから 決(き)められました。

 新型(しんがた)コロナウイルス感染(かんせん)で お花見(はなみ)も できません。

 お花見(はなみ)って 日本独特(にほんどくとく)の 風習(ふうしゅう)です。

 今年(ことし)も 桜の下(さくらのした)で お花見(はなみ)も できません。

 それでも 満開(まんかい)の 桜(さくら)を 見(み)て 歩(ある)くのは できますね。 

人の行動はどうやって変えられるか

   人の行動はどうやれば変えられるのか。人格や性格のレッテル貼りしても行動の改善は難しい。客観性にねざした科学的アプローチが求められる。以下、そのことについて舞田本では、次のように述べている。引用は、通算で第8回目となる。

【引用はじめ】

 どうやって人の行動を変えるのか。

 基本的には、「強化」「消去」「弱化」という3つの方法だけで、人の行動は制御できるのだ。

 職場の上司、同僚、部下はもちろん、顧客の行動だって変えられる。職場関係だけでなく、家族の行動も変えられる。さらには自分の行動も変えることができるのである。また、この方法を使えば、個人だけでなく、組織の行動も変えられる。つまり、組織風土や文化と言ったものも、マネジメントできるのだ。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.16

【引用おわり】

 人の行動を制御する方法は、上記の3つである。専門用語でいう「強化」「消去」「弱化」を適切に用いることで、自分も相手も、そして組織や文化なども変えられる。それをどのように用いればよいか。それを少しずつ学んでいこう。

2022年3月26日土曜日

【利用者向け120】桜はいつ咲く

  今日(きょう)は 3月26日 土曜日(どようび)。

  桜(さくら)が さきはじめた ところがあります。

 東京(とうきょう)は 3月20日に 咲(さ)きました。

 3月28日には 満開(まんかい)になります。

 福岡(ふくおか)は 3月17日に 咲(さ)きました。

 山形市(やまがたし)は 4月12日 咲(さ)く予想(よそう)。

 満開(まんかい)は 4月16日の 予想(よそう)。

 のぞみの家(いえ)の 桜(さくら)も 4月半(なか)ばには 咲(さ)きますね。

 まちどおしいなあ。


 

「性格」などによるレッテル貼りでは相手を正確に理解できない

   私たちは、人の行動についてあの人は「暗い」「神経質」などと決めつけたりする。それで分かったような気になってしまう。それで理解したことになるのだろうか。以下、そのことについて舞田本では、次のように述べている。引用は、通算で第7回目となる。

【引用はじめ】

 人がある行動をとるのは、その人の性格や人格のせいだというのは、間違いである。

 私たちは他人を指差して、「暗い」「鈍い」「怠け者」「冷血」などという。だがそれは、相手にレッテルを貼っているにすぎないのだ。

 私たちは、相手がどういう人間なのか分からないうちは不安を抱えてしまう。だから、とりあえずレッテルを貼り安心しようとする。だがそれは、相手を正しく理解したことにはならないし、何より相手を変えることができない。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.15

【引用おわり】

 人の「性格」や「人格」などによるレッテル貼りだけでは、その人を正確に理解したことにはならない。時や場合によって、人は違った行動をするからである。それを簡単に例外だとか、性格が変わったなどと言ってみたところで正しく人の理解に近づくことができない。そう考えれば、別なアプローチを試みる必要があるということだ。

2022年3月25日金曜日

【利用者向け119】電気記念日

 今日(きょう)は 3月25日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「電気記念日(でんききねんび)」です。

 1878年3月25日 東大(とうだい)の 講堂(ここうどう)で 日本(にほん)で

 はじめて 電灯(でんとう)が ともされました。

 目(め)もくらむような 明(あか)るさと みんな びっくりしたそうです。

 その当時(とうじ)の 人(ひと)たちは ろうそくぐらいの 明(あか)るさしか

 知(し)りませんでした。

 今(いま)の 時代(じだい)とは まったく 違(ちが)っていました。

 電球(でんきゅう)を 発明(はつめい)したのは エジソンです。

 電気(でんき)って 130年前(ねんまえ)ぐらいのものです。

 電気(てんき)は 今(いま)では なくてはならないものになっています。

 停電(ていでん)などになったら 大変(たいへん)です。

 2・3日前(にちまえ) 電気(でんき)を 節約(せつやく)してくださいと

 大騒(おおさわ)ぎでした。

 使(つか)いすぎると 停電(ていでん)が 起(お)きるためです。

  

人の行動って性格や人格のせい?

  私たちは、人の行動についてあの人は「暗い」「派手好き」などと性格や人格のせいにする。本当にそうだろうか。以下、そのことについて舞田本では、次のように述べている。引用は、通算で第6回目となる。

【引用はじめ】

 一般的に、人が問題行動をとるとき、周囲はそれを本人の性格や人格のせいにする。「あの人は、暗いから」「あの人は、怠け者だから」という具合だ。

 しかし、私たちは誰にでも、無愛想にしてしまう瞬間や、だらだらしてしまうときがある。とすると、私たちは全員、暗い怠け者ということになるのだろうか?

 私たちは、別のときには愛想よく微笑み、また夢中になって何かをする。同じ人間でも、時と場合が異なれば、とる行動は違うのがむしろ普通だ。

 もしそうした行動の違いも性格や人格のせいだというならば、私たちは頻繁に性格や人格が変化しているということになる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.15

【引用おわり】

 行動の違いを左右するのは、その人の「性格」や「人格」で決まるものか。そうした疑問を投げかけるのが行動分析学的思考である。そうじゃない、その人が今おかれている環境がどうなっているかで決まる。だから、環境を変えれば、行動は変わるものである。

2022年3月24日木曜日

【利用者向け118】今日は彼岸明け

 今日(きょう)は 3月24日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 彼岸明(ひがんあ)けです。

 3月18日が 彼岸入(ひがんい)りでした。

 1週間(しゅうかん) 続(つづ)いた 彼岸(ひがん)も 今日(きょう)で

 終(お)わりです。

 お墓参(はかまい)りに 行(い)って 花(はな)などを お供(そな)えしました。

 また 仏壇(ぶつだん)には ぼた餅(もち)など お供(そな)えしました。

 3月は 「春(はる)の彼岸(ひがん)」と 言(い)います。

 9月は 「秋(あき)の彼岸(ひがん)」と 言(い)います。

 9月20日が「彼岸入(ひがんい)り」 9月23日が「彼岸中日(ひがんちゅうにち)」

 9月26日が「彼岸明(ひがんあ)け」です。 

行動の理由を解明する心理学

 さまざまな行動の理由を解明しようとするのが行動分析学である。以下、そのことについて舞田本で次のように述べている。引用は、通算で第5回目となる。

【引用はじめ】

 行動分析学とは、人の行動の予測と制御(コントロール)を可能にする、一種の心理学だ。

 私たちは、いろいろ行動をする。良いことも悪いこともする。

 たとえば他者には優しく接すべきだと分かっていても、つい、無愛想に接してしまうこともある。早起きは三文の徳と知ってはいても、つい、いつもでも寝床の中にいてしまうこともある。

 人はどうして、なすべき行動をしないのか? また、いけないと分かっていることを、ついやってしまうのか? そこには全て、合理的な理由がある。その理由を解明するのが、行動分析学の第一の目的である。


舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.14~p.15

【引用おわり】

 人のいろんな行動を明確に理解できれば、その対策も可能だ。行動の原因の解明に挑み続けているのが行動分析学である。それもシンプルに解明しようとしている。ただ単なる解釈だけでなく、行動の制御まで可能なようにしている。期待の持てる心理学と言っていい。  

2022年3月23日水曜日

【利用者向け117】今朝は冷えた

 今日(きょう)は 3月23日 水曜日(すいようび)。

 今朝(けさ)は 冷え込(ひえこ)んだ。

 氷点下(ひょうてんか) 4度(ど)まで 下(さ)がりました。

 天気予報(てんきよほう)は くもり時々(ときどき)晴(は)れ。

 午前中(ごぜんちゅう) 晴(は)れて 午後(ごご)から くもる 予報(よほう)です。

 なかなか 暖(あたた)かく なりません。

 4月に なれば 暖(あたた)かい日(ひ)が 続(つづ)くようになります。

 これから 雪(ゆき)も 降(ふ)る日(ひ)も まだ あるだろうねえ。

 ウクライナの 戦争(せんそう) 早(はや)く 終(お)わってほしい。

 もう1か月以上(いじょう) 続(つづ)いています。

 ウクライナの 街(まち)は 爆撃(ばくげき)されて ビルなど

 めちゃくくちゃにされています。

 死(し)んでいる人(ひと)も いっぱいいます。

 一方的(いっぽうてき)に ロシアが 攻め込(せめこ)んできたのです。

 どんな 理由(りゆう)が あっても よその国(くに)に 攻(せ)めてきた。

 ロシアの プーチン大統領(だいとうりょう)は ウクライナを

 占領(せんりょう)しようとしています。 

行動分析学とは

 行動分析学とは、「行動の理由を解明し、人の心などを原因とせず、行動を変える」心理学の一種である。以下、そのことについて舞田本で次のように述べている。引用は、通算で第4回目となる。

【引用はじめ】

 行動分析学とは、

  • 「行動の理由を解明する心理学」
  • 「性格・人格に原因を帰さない」
  • 「人や組織の行動を変えることができる」

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.14

【引用おわり】

 行動分析学の目的は、以上のように3点に集約される。「行動の理由の解明」「人の心に原因を求めない」「行動を変える」の3点が目的である。わかりやすい応用範囲の広い実践的な心理学である。 

2022年3月22日火曜日

【利用者向け116】放送記念日

 今日(きょう)は 3月22日 火曜日(かようび)。

 3連休明(れんきゅうあ)けです。

 今日(きょう)は 「放送記念日(ほうそうきねんび)」です。

 1925年3月22日 NHKが ラジオ放送(ほうそう)を 始(はじ)めた日です。

 はじめての 放送(ほうそう)は 「アー、アー、アー、聞(き)こえますか。」でした。

 約(やく)100年前(ねんまえ)の できごとです。

 初(はじ)めての ラジオ放送(ほうそう)って 私(わたし)たちでも

 言(い)いそうなことばでした。

 なんとなく 間(ま)が抜(ぬ)けた 言葉(ことば)ですね。

 初(はじ)めての テレビ放送(ほうそう)は いつだったのかなあ。

 1953年2月1日 でした。

 その時(とき)は カラーでなく 白黒放送(しろくろほうそう)でした。

   

人は理屈通りには動かない

 人の意識と行動を変えるには、どんなテクニックがあるか。人が心から変われるやり方を見いだしたい。以下の舞田本では、そのことを述べている。引用は、通算で第3回目となる。

【引用はじめ】

 行動分析学は、仮説を立て、検証するということを、数値測定に基づいて行います。そのため、何をすれば人は最もよく変わり、何をしてもあまり効果がないのはなぜかが、実証的に研究されてきました。それが、「60秒ルール」とか「シェイピング」などの様々なテクニックとして結実しています。

 人は理屈通りには動かない。

 やらなければクビだと言えば、確かに人は動くでしょう。ですが、それは心から動くことにはなりません。心から動いていない人や組織には熱がなく、成長力がありません。

 逆に、人の心が動く時、組織には奇跡のようなことが起きることがあります。人の意識と行動が変わることで、業績が上がるだけではありません。まるで職場の照明を全部取り換えたのではないかと思うほど、職場が明るく見えるのです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.4~p.5

【引用おわり】

 人や組織をいやいやでなく、心から動くようにしたい。それには、実証的な方法論を活用することである。行動分析学はその一助として役立つ。まずは試しにやってみる。それがうまくいったら、続けてみる。もちろん、簡単にはうまくいかないことだってあるだろう。次は、別なやり方で試みる。行動分析学の応用だと、無手勝流でやらなくていい。どこがうまくいって、うまくいかないか明確だ。系統だった対応ができるのである。

 

2022年3月21日月曜日

【利用者向け115】はじめようの日

 今日(きょう)は 3月21日 月曜日(げつようび)。

 春分(しゅんぶん)の日です。 

 祝日(しょくじつ)で 3連休(れんきゅう) 最後(さいご)の日。

 今日(きょう)は 「はじめようの日」なんだって。

 日付(ひづけ)の 数字(すうじ)が 「3、2、1」とならんでいます。

 「3、2、1」と カウントダウンして 新(あたら)しいことを

 始(はじ)めようということです。

 4月になれば 新(あたら)しい 令和4年度(れいわ4ねんど)が 始(はじ)まります。

 冬(ふゆ)から 春(はる)に かわって 新(あたら)しいことを 始(はじ)めるのに

 いいというわけです。

 どんなことを 始(はじ)めたらいいのかなあ。

 みぢかなことから 始(はじ)めることです。

 部屋(へや)が ちらかっていませんか。

 かたづけて きれいにすると 気持(きも)ちも 良(よ)くなります。

 今日(きょう) 「はじめようの日」から 何(なに)か 新(あたら)しいことを

 スタートしてみよう。 

 

シンプルな原理で行動をとらえる

  人の行動を決定づける原理は、行動分析学によればきわめてシンプルである。そのことについて、以下の舞田本より引用する。その第2回目だ。

【引用はじめ】

 人の行動を決定づける原理は、行動分析学でいうところの「強化」「消去」「弱化」の3つしかありません。このたった3つの原理で、人のすべての行動は、分析し、予測し、制御することができるのです。

 このシンプルさも、行動分析学の魅力です。

 多くの人に使われるためには、少なくとも二つの要素がなければなりません。その一つは、シンプルで分かりやすい。

 もう一つの要素は、効果が目に見えるということです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.3~p.4

【引用おわり】

 行動分析学はシンプルな原理で、私たちの行動を説明するばかりでなく、制御することも可能である。たくさんの科学的実験によって裏付けのある原理である。それだからすごく応用範囲も広い。教育、福祉、医療、経営、日常生活などに関する行動のあり方に応用されている。

2022年3月20日日曜日

【利用者向け114】彼岸

 今日(きょう)は 3月20日 日曜日(にちようび)。

 今(いま)は 彼岸(ひがん)のまっただなか。

 今年(ことし)の 「彼岸(ひがん)の入(い)り」は  3月18日でした。

 「彼岸(ひがん)の中日(ちゅうにち)」は 明日(あした) 3月21日です。

 明日(あした)は 春分の日(しゅんぶんのひ) 祝日(しゅくじつ)です。

 「彼岸(ひがん)の明(あ)け」は 3月24日です。

 お墓参(はかまい)りに 行(い)った人(ひと)も いるはずです。

 ぼたもちを お供(そな)えします。


 「暑(あつ)さ寒(さむ)さも彼岸(ひがん)まで」という 言葉(ことば)があります。

 これからは 寒(さむ)さがやわらいで 春(はる)まぢかです。

「人は変われる」

 これから、私たちが仕事をする上で、また生活するうえで役立つ本を紹介していく。行動分析学に基づく、個人の行動を変えることをねらったものだ。具体例をふんだんに取り入れ、分かりやすいことをモットーにしている。まずは、引用する。その第1回目だ。

【引用はじめ】

 人はなぜ、ある行動をするのか、あるいは、しないのか。

 建て前や理屈では、してはいけないと知っていることでも、人はやってしまうことがあります。逆に、すべきと分かっていることでも、どうしてもしないことがあります。

 その理由が分かれば、人は変われるはずです。自分を変えることも、誰かを変えてあげることもできるはずです。

 「人は、変われる」。それが、行動分析学の根底にある哲学です。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.3

【引用おわり】

 「人は変われる」、この生き方を徹したい。自らも、利用者も、仲間も。それには、方法がある。その方法を学ぶ必要がある。今のやり方ではうまくいかない。それだったら、別の方法だ。それには、行動分析学が役立つ。この本をたよりに、少しずつ学んでいこう。

 以前のブログでも、こうした内容を取り上げてきた。繰り返しになるかもしれないが、私たちのより良い生き方を極めるためにも、生活にいかせるためにも学び続けたい。 






「」 

2022年3月19日土曜日

【利用者向け113】また雪ふり

 今日(きょう)は 3月19日 土曜日(どようび)。

 昨日(きのう)から 雪(ゆき)ふりが 続(つづ)いています。

 あっという間(ま)に まっ白(しろ)になりました。

 ほとんど 雪(ゆき)が とけていたのに。

 それが あたり 一面(いちめん) 雪(ゆき)だらけです。

 しめりけのある 雪(ゆき)です。

 また 冬(ふゆ)に もどった感(かん)じです。

 それでも 少(すこ)しずつですが 春(はる)は 近(ちか)づいています。

 花(はな)のさく 春(はる)が まちどおしいです。

 


   

職員ルールブック試作版「理事長からのメッセージ」

 理事長としての職員向けの思いが、次の内容である。


理事長からのメッセージ

本法人が目指すべきは、かけがいのない利用者や仲間、そして保護者、地域関係者などに対するより良い関係づくりです。

そして、日々の活動に対する改善と進歩です。

一歩ずつより良い活動を生み出すことです。

さらに、利用者がやりがいある活動をできるようにすることです。また、利用者たちが「楽しかったなあ、がんばったなあ、また明日もみんなといっしょに働こう」と本事業所に期待する能動的で積極的な態度を生み出すことです。

それが私たちにとっての喜びともなります。

紆余曲折があったにしても、明確な行動方針に基づいて改善を続けましよう。

その積み上げによって、組織全体が今より良くなり、組織改革の実現が果たせるようになります。

以上、皆さんのより良い支援活動に期待します。



 以上、「理事長からのメッセージ」である。職員一人ひとりが、日々の活動に注力して、利用者の意欲をのばし、それを取り巻く人々にも影響を与える組織づくりである。
 難しい局面はあっても、職員が一丸となって前向きに取り組む姿勢に期待している。




 

2022年3月18日金曜日

【利用者向け112】地震にびっくりしていられない

 今日(きょう)は 3月18日 金曜日(きんようび)。

 一昨日(いっさくじつ)の 深夜(しんや)(11時36分) 大(おおき)きな

 地震(じしん)がありました。

 福島県沖(ふくしまおき)が 震源(しんげん)です。

 福島県(ふくしまけん)と 宮城県(みやぎけん)では 震度6強(しんど6きょう)の

 ゆれがありました。

 山形県(やまがたけん)では 中山町(なかやままち)が5強(きょう)。

 山辺町(やまのべまち)が 震度5弱(しんど5じゃく) 山形市(やまがたし)は

 震度(しんど)4でした。

 激(はげ)しいゆれで 寝(ね)ていたところを 起(お)こされました。

 建物(たてもの)が ミシミシ 横(よこ)ゆれ  していました。

 塩釜(しおがま)にある すしやさんでは

 皿(さら)などこわれてしまったということです。

 11年前(ねんまえ)の 東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)よりも

 ひどかったと 言(い)っています。

 いやなことが 続(つづ)いています。

 コロナも まだ終(お)わりそうにありません。

 ウクライナでは はげしい 戦争(せんそう)が 続(つづ)いています。

 ガソリンなどの 値段(ねだん)が 高(たか)いままです。

 今度(こんど)は 地震(じしん)です。

 これから 暖(あたた)かい 春(はる)だというのに 困(こま)ってしまいます。

 あと 1か月もすると 桜(さくら)が 咲(さ)きます。

 新(あたら)しい 気分(きぶん)で 新年度(しんねんど)を むかえたいなあ。

職員ルールブック試作版「法人指針」

 職員として、利用者に対して取り組むべきことが「法人指針」である。それが次の内容である。


法人指針

社会福祉法人さくらんぼの里は、次の7つを、法人及び職員にも、利用者にもなすべきこととしていきます。

一、「わからない」を「わかる」ようにする

一、「できない」を「できる」ようにする

一、「しない」を「する」ようにする

一、「続かない」を「続く」ようにする

一、「受け身」を「能動」に変える

一、「ネガティブ」を「ポジティブ」に変える

一、前向きな努力を続けることです



 以上、「法人指針」がなすべき7項目である。利用者が「わからない」「できない」「しない」「続かない」を変えようとする工夫である。利用者の実情に即した取り組みを、ステップバイステップで地道に取り組むのである。「能動」的に、「ポジティブ」に努力することによって、法人としての組織力が発揮できるのである。

 

2022年3月17日木曜日

【利用者向け111】大きな地震

 今日(きょう)は 3月17日 木曜日(もくようび)。

 昨日(きのう)の 深夜(しんや)は びっくりした。

 大(おお)きな 地震(じしん)でした。

 みんな 寝(ね)ていたんじゃないか。

 私(わたし)の 家(いえ)も ぎしぎし ゆれました。

 のぞみの家(いえ)も 特別(とくべつ) 被害(ひがい)など ありませんでした。

 みなさんの 家(いえ)でも 大(おお)きな 被害(ひがい)は なかったですね。

 多少(たしよう) 物(もの)が 落(お)ちたりぐらいは あったかもしれませんが。

 ただ、東北新幹線(とうほくしんかんせん)が 脱線(だっせん)したらしいです。

 でも けがした人(ひと)など いなかったのは 良(よ)かった。

 これからも 余震(よしん)の 可能性(かのうせい)が あります。

 そうした時(とき) 物(もの)が 倒(たお)れることもあります。

 そうした物(もの)の 近(ちか)くから 離(はな)れることです。 

職員ルールブック試作版「行動指針」

 ルールブックにおいて、「私たちのスローガン」「経営理念・ミッション」の次には、「行動指針」が載せてある。次の内容のものである。


行動指針

社会福祉法人さくらんぼの里の行動方針は、利用者や職員の強みや良さに着目して行動の改善に徹することです。

日々、やりがいがあり手応えある仕事にしましよう。

そのためには、問題が何かを「見える化」しましよう。

「見える化」とは、問題を行動化・焦点化・数値化し、誰にでも分かるようにすることです。

それによって、行動の変容に努め、期待すべき「成果」を生み出しましよう

「成果」とは、利用者の安全・安定と日課の充実です



 以上、「行動指針」ということで、どういうポイントが重要か明らかにしている。着眼点をポジティブにとらえ、着実な取り組みの必要性を示したものである。手応えある仕事にする方向性とは何か。まずは「問題」を見える化するには、行動化・焦点化・数値化する。そして、その変容過程がわかるようにする。利用者にとっての日課の充実が、明確になるようにするのである。



 

2022年3月16日水曜日

【利用者向け110】こんにゃくの話

  今日(きょう)は 3月16日 水曜日(すいようび)。

 のぞみの家(いえ)では こんにゃくを 作(つく)っています。

 平(ひら)こんにゃく 糸(いと)こんにゃく 玉(たま)こんにゃくがあります。

 そして 新(あたら)しく ちぎりこんにゃくを 作(つく)りはじめました。

 たくさんの 人(ひと)たちが 買(か)ってくれます。

 ありがたいです。

 これからも のぞみの家(いえ)の ブランドとして 続(つづ)けていきましょう。

 こんにゃくは こんにゃくいものを 加工(かこう)したものです。

 1500年(ねん)前 クスリとして 中国(ちゅうごく)から

 朝鮮(ちょうせん)をわたって 伝(つた)わってきました。

 江戸時代(えどじだい)には こんにゃくの 苦(にが)みを 消(け)すために

 酒(さけ)を 入(い)れて 食(た)べたそうです。

 平(ひら)こんにゃくや 糸(いと)こんにゃくが できたのは 江戸時代(えどじだい)に

 なってからです。


職員ルールブック試作版「経営理念・ミッション」

 社会福祉法人さくらんぼの里として、取り組むべき「経営理念」(法人の目的)と「ミッション」(法人が持つ使命)は次のとおりである。


【経営理念】(法人の目的)

経営組織のガバナンス(統治)を強化し、地域における公益的取組に努め、事業運営の透明性を向上し、財務規律の強化を図り、利用者ファーストに徹する

【ミッション】(法人が持つ使命)

知的障害者福祉法の基本理念及び関係法令に基づき、知的障害者の心身の特性を踏まえて、その有する能力に応じ自立した生活と社会参加ができるように適切な支援を行う



 以上、職員として日々の職務において目指すべき、「経営理念」(法人の目的)と「ミッション」(法人が持つ使命)である。「利用者ファースト」に徹し、利用者の実情に即した「自立」と「社会参加」の支援である。職員は、法人におけるこうした方向性を見定めて、職務を実施できるようにする必要がある。

 

2022年3月15日火曜日

【利用者向け109】なだれで国道通行止め

 今日(きょう)は 3月15日 火曜日(かようび)。

 朝(あさ)がたは ずっと 雨(あめ)が 続(つづ)いていました。

 5時 過(す)ぎに めざめたら 強(つよ)い 雨(あめ)が

 降(ふ)り続(つづ)いていました。

 8時 近(ちか)くになって 雨(あめ)が あがりました。

 雪(ゆき)どけも 進(すす)んでいます。

 そのため なだれ注意報(ちゅういほう)が ずっと 出(で)ています。

 仙台(せんただい)と 東根(ひがしね)の 関山(せきやま)トンネル 付近(ふきん)で

 大(おお)きな なだれが 起(お)きました。

 幸(さいわ)いにも なだれに 巻(ま)き込(こ)まれた 車(くるま)など

 いなかったので 良(よ)かった。

 国道(こくどう)が 2メートルもの 雪(ゆき)で おおわれてしまい

 通(とお)れなくなりました。

 それで ようやく 除雪(じょせつ)して 片側通行(かたがわつうこう)が

 できるようになったみたいです。

 だんだん 暖(あたた)かくなって なだれも 起(お)きやすい。

 山道(やまみち)が 続(つづ)くあたりでは 注意(ちゅうい)しないと。

  

職員ルールブック試作版「私たちのスローガン」

 職員ルールブック試作版の「法人に関すること」の第1ページ目に掲げた「私たちのスローガン」をもう一度振り返ってみる。次のとおりである。


私たちのスローガン

「小さな改善! 続けて!!

大きな成果!!!」


 以上、私たち職員が目指す「スローガン」だ。職務上やるべきことはたくさんある。まずはやるべきことを焦点化して、「小さな改善を続けること」である。それを積み重ねて「大きな成果」を生み出す。それが私たちの職務である。「小さな改善」とは、単位時間当たりの仕事量が増えた。特定の仕事について、仕事のしかたを工夫したおかげで仕事ができる利用者が増えた。そんなふうに仕事の成果を数値化できるようする。そうしたことで、成果を見える化して、大きな成果につなげるのである。

2022年3月14日月曜日

【利用者向け108】ホワイトデー

 今日(きょう)は 3月14日 月曜日(げつようび)。

 2月14日は バレンタインデーでした。

 その日 チョコレートを もらった 男性(だんせい)も いるかな。

 そのお返(かえ)しする日が 3月14日の ホワイトデーです。

 女性(じょせい)に マシュマロなどの お返(かえ)しするんだって。

 あんまり 知(し)られていませんね。

 もし チョコレートなど もらった人(ひと)が いたら お返(かえ)ししてください。

 

社会福祉法人さくらんぼの里職員ルールブック試作版(令和4年1月)目次

 社会福祉法人さくらんぼの里職員ルールブック試作版(令和4年1月)の内容を紹介してきた。以下が、その目次である。特に、新人職員が本法人の概要を理解するには、役立つように編集してきたつもりである。必要なとき、必要に応じて、必要なところを時々参照してほしい。もっと詳しくは、「就業規則」にあたってほしい。

 もう一度振り返るということで、「目次」を掲載する。


目次

● 法人に関すること 

1. 経営理念・ミッション・・・・2

2. 行動方針・・・・・・・・・・3

3. 法人指針・・・・・・・・・・4

4. 法人概要・・・・・・・・・・5

5. 法人沿革・・・・・・・・・・6

6. 理事長からのメッセージ・・・7

7. 組織図・・・・・・・・・・・8

8. 事業計画・・・・・・・・・・9

9. 年間目標・・・・・・・・・・10

10. 災害対応・・・・・・・・・・11

11. 災害ダイヤル171・・・・・12

12. 評価する職員とは・・・・・・13

● 仕事に関すること 

1. 報連相・・・・・・・・・・・15

2. PDCAサイクル・・・・・・・16

3. 5W2Hでの行動規範 ・・・・17

4. 会議のルール・・・・・・・・18

5. チームワークルール・・・・・19

6. 電話応対・・・・・・・・・・20

7. クレーム対応・・・・・・・・21

8. 利用者支援の留意点・・・・・22

9. 利用者に対する虐待防止・・・23

10. 生活介護事業の進め方①【活動計画】・24

11. 生活介護事業の進め方②【活動内容】・25

12. 作業班1の進め方①【一日の流れ】・・26

13. 作業班1の進め方②【作業内容等】・・27

14. 作業班2の進め方①【一日の流れ】・・28

15. 作業班2の進め方②【作業内容等】・・29

16. 作業班4の進め方①【一日の流れ】・・30

17. 作業班4の進め方②【一日の流れ】・・31

18. 作業班4の進め方③【作業内容等】・・32

19. 作業班5の進め方【作業内容等】・・・34

20. 施設外支援の進め方①【ふれ愛実習】・35

21. 施設外支援の進め方②【あたご荘実習】37

● 職場で守るルール 

1. 初出勤時の決まりごと・・・・・39

2. 退職時の決まりごと・・・・・・40

3. 出勤・退勤・・・・・・・・・・41

4. 欠勤・遅刻・早退・・・・・・・42

5. 残業・休日出勤の申請・・・・・43

6. 休日・休暇・・・・・・・・・・44

7. 年次有給休暇・・・・・・・・・45

8. 休職・・・・・・・・・・・・・46

9. 試用期間・・・・・・・・・・・47

10. 給与・賞与・・・・・・・・・・48

11. 事故や災害・・・・・・・・・・49

12. 制裁・懲戒・・・・・・・・・・50

13. 表彰・・・・・・・・・・・・・51

14. 慶弔関連・・・・・・・・・・・52

15. 出産・育児・・・・・・・・・・53

16. 提出物一覧・・・・・・・・・・54

17. 守秘義務・・・・・・・・・・・55

18. SNS等の注意事項・・・・・・56

19. セクシュアル・ハラスメント・・57

20. パワー・ハラスメント・・・・・58

管理職向けページ

1. 管理職の役割・・・・・・・・・60

2. マネジメントスキル・・・・・・61

3. 退職時の注意・・・・・・・・・62

4. 試用期間の判断・・・・・・・・63

5. 欠勤者の取り扱い・・・・・・・64

6. 解雇について・・・・・・・・・65

7. ハラスメント・・・・・・・・・66

8. 引用文献・参考文献・・・・・・67


 以上、職員ルールブック試作版についての内容である。職員にとって、直接関係するのは「仕事に関すること」「職場で守るルール」になるかもしれない。その部分はしっかり理解してほしい。その他、「法人に関すること」の中の「経営理念・ミッション」「行動方針」「法人指針」「理事長からのメッセージ」の4つは、時おり振り返って行動化できるようにしてほしい。 


2022年3月13日日曜日

【利用者向け107】「お父さんの日」

 今日(きょう)は 3月13日 日曜日(にちようび)。

 毎月(まいつき) 13日は 「お父(とう)さんの日」というのを 知(し)っていましたか。

 「おとう(10)さん(3)」という ごろあわせから 決(き)められたものです。

 毎日(まいにち) 働(はたら)いて がんばっている お父(とう)さんに

 感謝(かんしゃ)の 気持(きも)ちを 表(あらわ)そうという日です。

 「父(ちち)の日」というのも あります。

 6月の 第3日曜日(にちようび)です。

 今年(ことし)は 6月19日です。

 お父(とう)さんに 今日(きょう)は 「お父(とう)さんの日」と 教(おし)えてください。 

 

職員ルールブック試作版67「引用文献及び参考文献」

   職員ルールブック試作版における最終ページが「引用文献及び参考文献」である。それが次の内容である。


引用文献及び参考文献

●引用文献  榎本あつし著「会社ルールブック」アニモ出版(2019)

〇参考文献

榎本あつし著「自律型社員を育てる ABAマネジメント」アニモ出版(2017)

榎本あつし著「A4一枚評価制度」アニモ出版(2016)

舞田竜宣著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」日本経済新聞出版社(2012)

舞田竜宣・杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版社(2008)

島宗理著「部下を育てる! 強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」日本実業出版社(2015)


 以上、「職員ルールブック試作版」を作成するにあたって、引用したり参考にした文献である。特に、榎本あつし氏の「会社ルールブック」を下敷きにさせてもらった。著者に対して、心より感謝申し上げたい。


2022年3月12日土曜日

【利用者向け106】東日本大震災から11年目

 今日(きょう)は 3月12日 土曜日(どようび)。

 昨日(きのう) 3月11日は 東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)から

 11年目(ねんめ)でした。

 すごい 津波(つなみ)の場面(ばめん)を テレビで 見(み)ただろう。

 こんなことが 世の中(よのなか)で 起(お)きるのかと 思(おも)ったんじゃないか。

 1万(まん)6000人(にん)もの 人(ひと)が 亡(な)くなりました。

 皆(みな)さんも その時(とき)は どこにいましたか。

 山形(やまがた)も すごくゆれました。

 私(わたし)は その時(とき) 県庁(けんしょう)の 9階(かい)にいました。

 長机(ながつくえ)に つかまって 動(うご)けませんでした。

 そして ずっと 停電(ていでん)になりました。

 信号機(しんごうき)も 動(うご)いて いませんでした。

 交差点(こうさてん)を 横切(よこぎ)るのも 大変(たいへん)でした。 

職員ルールブック試作版66「ハラスメント」

  職員ルールブック試作版における大項目の4番目「管理職向けページ」の中における小項目7番目が「ハラスメント」である。それが次の内容である。


ハラスメント

●セクハラ、パワハラは「これくらいなら大丈夫だろう」という、上司側の基準ではなく、相手側がどのように感じて、就業にあたって影響が出るかどうかで決まります。相手の立場、気持ちを尊重したコミュニケーションを身に着けましょう。

●パワハラにならない指導方法

1 人間性や人格ではなく、行動・事実を指摘・指導する。

2 人前で叱られているところをさらさないようにする。

3 感情的にならない(深呼吸する、10秒数える、自分を上空から眺める)

4 暴言、暴力は絶対禁止(クビだ、辞めろ、死ね、帰れ、家族の悪口、暴力は即OUT)

5 規程、服務に即して指摘する(個人の主観ではなく事業所のルールとして指摘をする)

※パワハラを必要以上に恐れて、指導ができないのは本末転倒です。職場風土や生産性においてマイナスになってしまいます。

 部下の指導は、自信を持って堂々と。

 そのためにも上記指導方法を守っていきましょう。


 以上、「ハラスメント」に関する留意事項である。セクハラやパワハラなどにならないようにするためには、相手の立場に立った対応が重要である。

 

2022年3月11日金曜日

【利用者向け105】ペニシリンの製造を始めた日

 今日(きょう)は 3月11日 金曜日(きんようび)。

 現在(げんざい) 新型(しんがた)コロナウイルスに 対(たい)する

 ワクチン接種(せっしゅ)が 行(おこな)われています。

 理事長(りじちょう)も 今日(きょう) 山形市営体育館(やまがたしえいたいいくかん)で

 接種(せっしゅ)します。

 3回目(かいめ)に なります。

 幸(さいわ)いにも 今(いま)のところ のぞみの家では 感染者(かんせんしゃ)が

 出(で)ていません。

 マスク 手洗(てあら)い 消毒(しょうどく)を 続(つづ)けています。

 家族(かぞく)の 人(ひと)たちも 感染(かんせん)しないよう

 気(き)をつけてもらっています。

 今日(きょう) 3月11日は 日本(にほん)で ペニシリンの 製造(せいぞう)を

 始(はじ)めた日です。 

 1947年3月11日です。

 ペニシリンは あらゆる感染症(かんせんしょう)に 効果(こうか)があります。

 かつては おそれられた 肺結核(はいけっかく)などを 治(なお)すこともできました。

 抗生物質(こうせいぶっしつ)として 画期的(かっきてき)な ものでした。

 イギリスの フレミングという人(ひと)が 発見(はっけん)しました。

 フレミングは 1955年3月11日の 今日(きょう) 亡(な)くなっています。 

職員ルールブック試作版65「解雇について」

  職員ルールブック試作版における大項目の4番目「管理職向けページ」の中における小項目6番目が「解雇について」である。それが次の内容である。


解雇について

●管理者の立場の場合、解雇についてはしっかりとした知識を持っておきましょう。

業務上の横領、重大な経歴の詐称、大きな信用失墜行為以外の理由では、本来解雇は難しいものです。

特に、軽はずみに次のような言葉を使ってはいけません。

●「クビだ」

●「辞めたほうがいい」

●「もう来なくていい」

●「いらない」

このような言動が、大きな労働問題に及ぶことがあります。勤務態度、能力の不足、勤怠等に問題がある職員の場合は、まず問題を改善するための行為をしなければなりません。

注意した場合や、改善努力を促した場合は、

【いつ、どんな注意をしたか】

を、理事長へ報告しなければなりません。注意、改善の努力を促したにもかかわらず、繰り返し問題行為が見られる場合に、理事長に対応を相談するようにしてください。



 以上、「解雇」に関する対応である。「解雇」は簡単にはできない。解雇対象になる行為がどんなものか、その改善に努力したが、改まらないといった場合、「解雇」などの対応を考えなければならなくなる。

2022年3月10日木曜日

【利用者向け104】砂糖の日

 今日(きょう)は 3月10日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 何の日(なんのひ)ですか。

 ごろあわせで 「さ(3)とう(10)」と読(よ)んで 「砂糖の日(さとうのひ)」です。

 砂糖(さとう)は 甘(あま)くて おいしい。

 栄養(えいよう)も あります。

 調味料(ちょうみりょう)として いろいろ 使(つか)います。

 とても 長持(ながも)ちします。 

 昔(むかし)は とても 高級(こうきゅう)な ものでした。

 砂糖(さとう)って 2500年前(ねんまえ)から あったということです。

 

職員ルールブック試作版64「欠勤者の取り扱い」

 職員ルールブック試作版における大項目の4番目「管理職向けページ」の中における小項目5番目が「欠勤者の取り扱い」である。それが次の内容である。


欠勤者の取り扱い

 ●連絡がつかなく欠勤するケースは、その後大きな問題になることが多くあります。

① 出勤の要請連絡をします。⇒必ずいつ連絡したかを記録しておく。

② 電話がつながらない場合、配達記録で出勤要請をします。⇒こちらも記録を残しておく。

③ 上記を2~3回以上行い、それでも出勤してこない場合、就業規則に基づいた退職の通知を行う。⇒理事長と相談します。

通知には、退職日と異議がある場合の連絡先、期限を記載しておきましょう。

通知等の書面については理事長に相談してください。 



 以上、「欠勤者の取り扱い」に関する管理職としての働きかけ方である。いずれにしても、どのように働きかけて、どんな対応をしたか詳細な記録をとっておく必要がある。

2022年3月9日水曜日

【利用者向け103】ありがとうの日

 今日(きょう)は 3月9日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 何の日(なんのひ)となると 「ありがとうの日」です。

 「サン(3)キュー(9)」(サンキュー)の ごろあわせから 決(き)められた日です。

 「ありがとう」という 言葉(ことば)は とてもひびきがいい。

 それを 聞(き)くと とても 気持(きも)ちよく 幸(しあわ)せになれます。

 ちょっとしたことにも 「ありがとう」と 言(い)おう。

 今日(きょう) 「ありがとう」の 言葉(ことば)を

 何回(なんかい)いうことができましたか。

 仕事(しごと)していて 道具(どうぐ)を 貸(か)してもらったりすることもあります。

 そんなとき なにげなく 「ありがとう」の 言葉(ことば)が 出(で)てくる。

 今日一日(きょういちにち) すばらしい日に なるように してくれるのが

 「ありがとう」の 言葉(ことば)です。 

職員ルールブック試作版63「試用期間の判断」

 職員ルールブック試作版における大項目の4番目「管理職向けページ」の中における小項目4番目が「試用期間の判断」である。それが次の内容である。


試用期間の判断

 ●正職員で採用された人は「3ヶ月」の試用期間があります。

この期間に、下記の項目をしっかり見定めてください。

□ 勤怠の状況(遅刻、欠勤等)

□ 勤務態度

□ 仕事への能力

□ 書類等の提出がない

□ 健康状態

□ 仲間との協調性

□ 誠実な取り組み姿勢

□ 積極性

□ 基礎的な理解力

●試用期間を過ぎてから、上記の項目を理由に退職してもらうことは非常に難しくなります。早めの判断が必要です。

●上記の事業所が決めている試用期間とは別に、採用から【14日間】以内が、一つの判断目安です。本当に問題が明らかな場合は、必ず14日以内に事業所に報告してください。


 以上、「試用期間の判断」に関して留意すべき内容である。のぞみの家にふさわしい職員かどうか判断する基準である。管理職としてしっかりした判断が求められる。

2022年3月8日火曜日

【利用者向け102】ギョーザの日

 今日(きょう)は 3月8日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 3月8日の ごろあわせで 「み(3)んなでハ(8)ッピーギョーザの日」です。

 


  おいしい ギョーザを たくさん 食(た)べてもらたいということです。

 みなさんも 大好(だいす)きですね。

 給食(きゅうしょく)にも お家(うち)でも よく出(で)るメニューです。

 冷凍(れいとう)ギョーザは 電子(でんし)レンジで 簡単(かんたん)に

 調理(ちょうり)できるので 便利(べんり)です。 

職員ルールブック試作版62「退職時の注意」

  職員ルールブック試作版における大項目の4番目「管理職向けページ」の中における小項目3番目が「退職時の注意」である。それが次の内容である。


退職時の注意

 ●職員が退職を申し出てきた場合、その理由や退職希望日などを必ず確認しましょう。周りに与える影響や負担なども考慮して、実際の退職日を決めていく必要があります。事業所への報告は、即座に行ってください。

●最低でも退職日の30日前までに伝えてもらう義務があり、必ず「退職届」は提出してもらう必要があります。

●事業所から貸与された物や、その他事業所に属するものは退職日までに返却してもらいます。(41ページ参照)

●退職した職員は、退職した後も当事業所で知り得た機密、情報を保持しなければなりません(離職後も守秘義務がある)。漏洩により、事業所が損害を受けたときには、その損害を賠償しなければなりません。


 以上、、職員が退職を申し出たときに、管理職などが留意しておくべき事柄である。退職に至った経緯など聞いておくことが必要だ。相手が言える範囲のものでいいが。



2022年3月7日月曜日

【利用者向け101】夜明け早くなっている

 今日(きょう)は 3月7日 月曜日(げつようび)。

 朝起(あさお)きたら 昨日(きのう)からの 雪(ゆき)で かなりの雪(ゆき)になりました。

 山形市内(やまがたしない)の 雪(ゆき)は 57センチ。

 雪の量(ゆきのりょう)は もとにもどってしまいました。

 送迎(そうげい)の 車(くるま)も 時間(じかん)どおりには いきません。

 寒(さむ)いところで 待(ま)っているのは 大変(たいへん)ですが

 ちょっと がまんです。

 待(ま)っていてください。

 それにしても いつまでも 雪降(ゆきふ)るねえ。

 ただ 夜明(よあ)けも 早(はや)くなっています。

 確実(かくじつ)に 春(はる)が 近(ちか)づいています。

 花(はな)いっぱいになる 春(はる)を 待(ま)ちましょう。  

職員ルールブック試作版61「マネジメントスキル」

  職員ルールブック試作版における大項目の4番目「管理職向けページ」の中における小項目2番目が「マネジメントスキル」である。それが次の内容である。


マネジメントスキル

●管理職の役割、ミッションを果たすために、マネジメントスキルを身につけていきましょう。

組織のポテンシャルを最大限に発揮することができると、一人の成果よりもはるかに大きな成果をもたらすことができるようになります。

目標管理 部下に頑張れば達成できる程度のスモールゴールを設定させ、サポートして成功体験を実感させる。

動機づけ 部下が頑張ったことは、できるだけはやく承認することで、動機づけが図れる。

観察 日々の観察で、悩んでいること、サポートが必要なこと、頑張っていることを見つける。

フィードバック 具体的で、前向き思考なコメントをする。ダメ出しでは終わらない。

コーチングスキル 傾聴・質問・承認のスキルを向上させ、普段のコミュニケーションを生きたものにする。


 以上、管理職の「マネジメントスキル」として身につける内容である。時おり、自らの行動のあり方が、上記の行動になっているかをふり返る必要がある。



2022年3月6日日曜日

【利用者向け100】またまた大雪

 今日(きょう)は 3月6日 日曜日(にちようび)。

 またまた 大雪(おおゆき)に なってしまいました。

 今日(きょう)も 明日(あした)も 大荒(おおあ)れになるとの 予報(よほう)です。

 のぞみの家(いえ)は 休(やす)みです。

 家(いえ)で グループホームで ゆっくりしているのが 一番(いちばん)いい。

 暖(あたた)かいところで 過(す)ごすのがいい。

 外(そと)に 出(で)るときは しっかり 寒(さむ)くない かっこうで。

 雪(ゆき)が やんだら 家(いえ)のまわりの 雪(ゆき)かきを 手伝(てつだ)う。 

 そうだ 軒下(のきした)の なだれに 注意(ちゅうい)しないと。

職員ルールブック試作版60「管理職の役割」

 職員ルールブック試作版について、「法人に関すること」「仕事に関すること」「職場で守るルール」合わせて59項目の内容を紹介してきた。次は「管理職向けページ」に関して7つの小項目を紹介する。  

 職員ルールブック試作版における大項目の4番目「管理職向けページ」の中における小項目1番目が「管理職の役割」である。それが次の内容である。


管理職の役割

●管理職とは、リーダー(先導者、指導者)とは異なり、マネージする(経営する、監督する)人を言います。リソース(ヒト・モノ・カネ等)を適切に把握し、最大限に活用(やりくりする)して、組織の目的や目標を実現するために活動します。

●裁量と責任、事業所を導くのは管理職です 

・常に「見られている」という意識を持つこと

・理念、ビジョンの伝道師という意識を持つこと

・発展、成長させる事にプライドを持つこと

●管理職の条件

①理念に基づく自分の使命を語れる→部下の心を焚きつけられる

②事業所の組織習慣を押さえられる→凡事を率先垂範できる

③事業所の定量を押さえられる→5W2Hで組織を動かせる

④経営者の心の内を理解・共感できる→経営者と圧倒的な信頼関係がある

・「個(主観)」ではなく「公(客観)」の判断

・部下が褒められることが最大の評価

・部下に「失敗させられる」「挑戦できる環境をつくる」ことができる

・自分を信じて決断力を持つ


 以上、「管理職の役割」に関する行動規範である。管理職が持つべき資質であり、磨き続けなければならないものである。

 

2022年3月5日土曜日

【利用者向け99】今日は啓蟄

 今日(きょう)は 3月5日 土曜日(どようび)。

 啓蟄(けいちつ)の 日(ひ)です。

 雪(ゆき)がとけ 地面(じめん)も 温(あたた)まってきます。

 今日(きょう)の 山形(やまがた)は 朝(あさ) マイナス4度(ど)と

 冷え込み(ひえこみ)ました。

 でも 日中(にっちゅう)は 10度(ど)まで 上(あ)がるという 予報(よほう)です。

 今日(きょう)の 啓蟄(けいちつ)の日(ひ)は 地面(じめん)が 温(あたた)まってきて

 冬眠(とうみん)していた 地面(じめん)の 虫(むし)たちが めざめるという日(ひ)です。

 春(はる)が 近(ちか)いことを あらわすのが この啓蟄(けいちつ)です。 

  

職員ルールブック試作版59「パワー・ハラスメント」

  職員ルールブック試作版における大項目の3番目「職場で守るルール」の中における小項目20番目が「パワー・ハラスメント」である。それが次の内容である。


パワー・ハラスメント

●パワー・ハラスメントの禁止。(就業規則第5条)

「パワー・ハラスメント」も、セクハラ同様に同じ職場で働く仲間の働く意欲を阻害し、職場の秩序を乱します。本人だけでなく、周りの他の職員にも不安を与える行為となります。

1.身分を利用して脅すような言動をしないこと

2.馬鹿にする言葉、見下す言葉を使わないこと

3.「クビだ」「辞めろ」というような言動で雇用不安を与えないこと

4.「事業所に言うな」等、本人の自由な言動を押えつけること

5.その他相手の人格や尊厳を侵害するような言動を行わないこと

職場のパワハラに当たる行為、6類型

①身体的な攻撃 暴行、傷害

②精神的な攻撃 脅迫、名誉毀損、侮辱、暴言

③人間関係の切り離し 隔離、仲間外し、無視

④過大な要求 業務上不要なことや不可能なことの強制、仕事の妨害

⑤過小な要求 能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じる、仕事を与えない

⑥個の侵害 私的なことに過度に立ち入る

 以上、「パワー・ハラスメント」に関するやってはいけない行為についてである。こうした行為は、職場の雰囲気に悪影響を及ぼし、職員間の関係を離反しかねない。相手の立場を考慮した対応が重要である。
 

 


2022年3月4日金曜日

【利用者向け98】三寒四温

 今日(きょう)は 3月4日 金曜日(きんようび)。

 昨晩(さくばん)からの 雪(ゆき)で またあたり一面(いちめん)

 まっ白(しろ)になりました。

 雪(ゆき)どけも 進(すす)んで もうじき 春(はる)だなと 思(おも)っていたのに。

 また 冬(ふゆ)に もどった 感(かん)じです。

 3月になったので 暦の上(こよみのうえ)では 春(はる)です。

 4月の 半(なか)ばになれば 桜(さくら)が 咲(さ)きます。

 まちどおしいです。

 寒(さむ)くなったり 暖(あたた)かくなったり 繰り返す(くりかえす)ことを

 三寒四温(さんかんしおん)といいます。

 三日(みっか) 寒い日(さむいひ)が 続(つづ)くと 四日(よっか)

 暖(あたた)かくなる。

 そして だんだんと 暖(あたた)かくなっていくということです。

 こうして 本格的(ほんかくてき)に 春(はる)が 近(ちか)づいてきます。 

 

  

職員ルールブック試作版58「セクシュアル・ハラスメント」

  職員ルールブック試作版における大項目の3番目「職場で守るルール」の中における小項目19番目が「セクシュアル・ハラスメント」である。それが次の内容である。


セクシュアル・ハラスメント

●セクシュアル・ハラスメントの禁止。(就業規則第5条)

 いわゆる「セクハラ」は同じ職場で働く仲間の働く意欲を阻害し、職場の秩序を乱します。無意識のうちに該当する行為をする場合もありますので、十分に注意してください。

人格を傷つけかねない、あるいは品位をけがすような言葉づかいをしないこと

性的な関心の表現を業務とあわせて使わないこと

性的な嗜好のポスター、写真・絵画類等を見る

ことの強要や配布・掲示等をしてはいけない

相手が返答を窮するような性的な冗談やからかい等をしないこと

しつこい誘い、性的な噂、性的な経験談を話したり、聞いたりしないこと

性的関係の強要、不必要な身体への接触、強制わいせつ行為を行ってはならない

その他相手方の望まない性的言動により、円滑な職務の遂行を妨げると判断されることをしないこと


 以上、「セクシュアル・ハラスメント」に関するルールである。職員同士、不快な言葉づかいをしないのは常識である。

2022年3月3日木曜日

【利用者向け97】ひな祭り

 今日(きょう)は 3月3日 木曜日(もくようび)。

 3月3日は ひな祭(まつ)り。

 女の子(おんなのこ)が 元気(げんき)に 成長(せいちょう)を 願(ねが)う

 昔(むかし)からの 行事(ぎょうじ)です。

 桃の節句(もものせっく)とも 言(い)います。

 ひな人形(にんぎょう)を 飾(かざ)ります。

 白酒(しろざけ) ひしもち モモの花(はな)などを そなえます。

 女の子(おんなのこ)の 幸(しあわせ)せを 祈(いの)ります。

  

職員ルールブック試作版57「SNS等の注意事項」

  職員ルールブック試作版における大項目の3番目「職場で守るルール」の中における小項目18番目が「SNS等の注意義務」である。それが次の内容である。


SNS等の注意義務

●Facebook、Instagram、Twitter、ブログ等。

業務外であっても、個人のブログなどのソーシャルメディアでの発言は、注意して行ってください。

事業所に対する損害、風評被害などがあった場合には、多大な賠償の責任を負うことがあります。

下記のガイドラインを守り、いつでもそのリスクを背負っていることを忘れないようにしましょう。

●WEBでの発言は消せない!一生残ります。

顧客に関すること、職場の人間に対することは、名前を出す出さないに限らず発言してはいけません。

事業所の取引先に関する情報、商品に関する情報なども発信してはいけません。

事業所内にあるもの、顧客、取引先などの写真や動画を掲載してはいけません。

勤務時間内での個人的ソーシャルメディアの利用は一切禁止です。

事業所に対する誹謗中傷の発言はもとより、誤解を与えるような事業所に対する発言も禁止です。


 以上、「SNS等の注意義務」に関するルールである。問題を生ずることがないよう十分留意する必要がある。

2022年3月2日水曜日

【利用者向け96】雪どけが進む

 今日(きょう)は 3月2日 水曜日(すいようび)。

 山形市(やまがたし)の 今(いま)の 積雪(せきせつ)が 45センチ。

 まだまだ 雪(ゆき)が 多(おお)い。

 道路脇(どうろわき)には うずたかく 雪(ゆき)が 積(つ)みあげている ところが

 あります。

 歩道(ほどう)も 雪(ゆき)で 歩(ある)きにくい。

 朝晩(あさばん)は すべりやすい。

 軒下(きのした)にいると 屋根(やね)から 雪(ゆき)が 落(お)ちてきたりします。

 これから どんどん 雪(ゆき)どけが 進(すす)みます。

 送迎(そうげい)の 車(くるま)からの 乗り降り(のりおり)には

 いつもより 注意(ちゅうい)しましょう。

 

職員ルールブック試作版56「守秘義務」

  職員ルールブック試作版における大項目の3番目「職場で守るルール」の中における小項目17番目が「守秘義務」である。それが次の内容である。


守秘義務

●所内の機密情報を漏らしてはいけません。 (就業規則第4条)

所内の機密情報の漏えいは、重大な懲戒の対象になります。

1.顧客情報、営業情報、技術資料や業務マニュアル

2.財務、人事等に関する情報

3.他事業所との業務提携に関する情報

4.事業所により秘密情報として指定された情報

●退職後も同様の義務があります。

機密情報は、退職後であっても、開示・漏えい、無断で使用することはできません。

また、同業他事業所で、もしくは自身で行う事業に、事業所の機密情報を使用してはいけません。

●損害賠償の対象になります。

上記の内容に違反して、事業所に損害を与えた場合は、法的な責任を負い、その損害を賠償することになりますので、十分に注意してください。


 以上、「守秘義務」に関するルールである。所内の情報に関して十分気を付けて取り扱う必要がある。特に、利用者などに関する情報には留意しなければならない。


 

2022年3月1日火曜日

【利用者向け95】今日から3月

 今日(きょう)は 3月1日 火曜日(かようび)。

 令和(れいわ)4年も 1月と 2月が過(す)ぎ 今日(きょう)から 3月です。

 新しい年(とし)になってから 2か月が 過(す)ぎたことになります。

 早(はや)いねえ。

 4月に なれば 新(あたら)しい 年度(ねんど)が 始(はじ)まります。

 令和(れいわ)3年度(ねんど)も 残(のこ)すところ 1か月です。

 令和(れいわ)4年度は 4月1日から 始(はじ)まります。

 そのころには 雪(ゆき)もとけて 明(あか)るい ひざしで いっぱい。

 桜(さくら)の 季節(きせつ)も まぢかです。

 まちどおしいねえ。 

職員ルールブック試作版55「提出物一覧」

  職員ルールブック試作版における大項目の3番目「職場で守るルール」の中における小項目16番目が「提出物一覧」である。それが次の内容である。


提出物一覧

●所内の届出は下記の表を見て、期日に間に合うように提出しましょう。

届出の種類     誰に?  いつまで?

年次有給休暇届  施設長  予定が決まり次第

時間外勤務申請書 施設長  当日中(不可能な場合は翌出勤日すぐに)

遅刻/早退/欠勤  施設長  前日まで

業務上の事故   施設長  直ちに!

通勤上の事故   施設長  直ちに!

その他事故           施設長  直ちに!

慶弔休暇           施設長  前日まで。やむを得ない場合は出来るだけ早く

慶弔見舞金           施設長  事後2週間以内

住所等変更           施設長  変更後2週間以内

その他           施設長  お問合せ下さい

※申請用の用紙はすべて「申請書フォルダ」にあります。 


 以上、「提出物」に関する申請のルールである。提出期限を厳守して申請する必要がある。