目標を低く設定する傾向の人が出てくる。そうすると、達成確率が高まり、評価されるという思いがあるからだ。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第449回目となる。
【引用はじめ】
- 目標を低く抑える行動はなぜ起こるのか。
- 目標を低く抑えるのは、実際の達成率が高く出て、会社から評価されやすくなるからです。
- 目標が未達成に終わるおそれが少なくなり、それによって責められるおそれも減るからです。
- これは標準的な目標管理制度を敷いている職場では起こりうることです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.190
【引用おわり】
目標管理制度が導入されている会社では、評価されやすい方法を社員はとりがちである。目標が達成されやすい低い目標を立案する傾向がある。これでは、会社に貢献していることにはあまりならない。できることばかり安易な方向に流れている。チャレンジ不足と言っていい。
0 件のコメント:
コメントを投稿