適切な行動を増やしたい。それには、楽なやり方がいい。楽なやり方だと弱化の影響が少ないからだ。自己強化も効果的である。適切な行動ができたら、自らを褒めるのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第445回目となる。
【引用はじめ】
- できるだけコストの少ない、大変でない楽な方法とは、弱化の影響を少なくする工夫です。
- その他に、取り入れたいのは自己強化です。
- 自己強化とは、自己を褒めることです。
- やるべきことをやった自分を褒める。
- 言うべきことを言った自分を褒める。
- 望ましい行動をしたら、その直後に自分を褒めるのです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.186~p.187
【引用おわり】
自らの適切な行動は、積極的に褒めるのがいい。それも行動の直後だとなおいい。自己強化である。スポーツの選手がうまいプレーするとガッツポーズをする。あれが自己強化である。
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