低い目標だと達成しやすい。それで満足してしまう。組織として高いモチベーションがあるとは言えない。そこで、高い目標を積極的に立てるようにしたい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第452回目となる。
【引用はじめ】
- 全員の評価基準は同じ中で、さらに高い目標にチャレンジすることを表明した人は、結果的にその目標を達成したら、上司を含む周囲からものすごく称賛されるだろうと期待できます。
- この期待感が高い目標を立てるという行動をさらに強化します。
- そして、もし目標が達成できなかったとしても、「ナイストライ」と言ってもらえるかもしれません。
- この安心感が、高い目標を立てることを一層強化するのです。
- 高い目標を立てることは、得することはあっても損することはないのです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.191
【引用おわり】
高い目標を立てることによって、強化されるようにしたい。目標がうまくいかなかったらどうするか。高い目標にチャレンジしたことをよしとするのである。高いといってもそれには限度がある。適度の高さであることは求められる。
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