悲観的な発言の多い課長の行動を変えたい。なぜ悲観的な発言になってしまうのか。こうした行動はどうすれば変えられるのだろう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第436回目となる。
【引用はじめ】
- 課長が物事に悲観的な発言をするという行動を変えたい。どうすれば良いか。二通りの戦略があります。
- 悲観的な発言を消去または弱化する
- 楽観的な発言を強化する
- 悲観的な発言をなくしただけでは、この人は何も言わない人になってしまうかもしれません。
- ですから上記の2つを同時に進行させてゆきましょう。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.182
【引用おわり】
悲観的な発言を消去できないだろうか。弱化できないのだろうか。悲観的な発言したら、それになんの反応もしないといった消去を用いる。悲観的な発言に対して、積極的な発言で返して、悲観的な発言を弱化する。ただ、課長が楽観的な発言をたまにしたら、それに大きく頷いて肯定するなどして強化するのである。
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