課長は部下から仕事を丸投げしていると不平が出ている。課長の部下に対する意図が伝わっていない。部下のためを思って任せているつもりなのだが、それが誤解されている。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第461 回目となる。
【引用はじめ】
- 課長が部下に対して意図していることを伝えることです。
- 課長が部下に仕事を任せた後に頻繁に状況を把握する行動を強化するのです。
- 今までやってこなかったことなので、初めは指示が必要です。
- 課長に対して「毎日、部下とミーティングして、仕事の状況を把握してください」と、部長の立場として言うのです。
- 課長が実際に状況把握のミーティングをしたら、強化するのです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.197
【引用おわり】
課長は、部下に仕事を任せているのは信頼しているからだと伝えておくことである。そして、ただ任せておくだけでなく、時おり仕事の現状を報告してもらいその内容を確認することだ。つまずいていれば、助言なども行うことである。
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