目標を低く抑えて設定すれば、目標達成が容易である。こうならないよう、目標は全員共通にすればよい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第450回目となる。
【引用はじめ】
- 目標を低く抑える社員について、どうすればよいか。
- 会社が評価に用いる基準は、全員共通にしてしまう。
- どれだけの仕事をしたかは、全員にとって公平な一律の物差しで見るのです。
- そして、目標はあくまで自分にとっての努力目標にするのです。
- そうすれば、評価を気にして目標を下げる必要はなくなります。
- そうしたうえで、一人ひとりに自分にとってのチャレンジ目標を立てさせれば、このときの目標は「できる、できない」ではなく「やりたい」という熱意を示したものになります。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.190~p.191
【引用おわり】
評価を気にしすぎて目標を下げたりしないようにしなければならない。まずは共通の目標で頑張らせることである。そして、個人ごとそれぞれ異なるチャレンジ目標を立てて、やりたいことに挑むようにするのだ。一人ひとりが意欲的な取り組みができるよう工夫するのである。
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