2023年6月1日木曜日

部下に対する課長としての支援のあり方

 課長は部下に対して、どのように接するのが良いか。仕事を手伝うことを部下から求められても本末転倒である。ただ、課長の仕事に関する意図が部下に伝えることは必要である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第433回目となる。

【引用はじめ】

  • ある課長ついて、部下の仕事を手伝わないと、部下からの不満が出ています。
  • 課長は「部下のために、あえて任せている」と言っています。
  • しかし、その意図が部下に伝わっていないことが、問題です。
  • 部下に仕事を任せるのはいいとしても、途中経過を確認することもしなければ、アドバイスすることもしないのです。
  • 手伝うことはやりすぎかもしれませんが、状況を把握し助言を与え、必要なときにはアクションを起こすことは、やはり支援として必要なことです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.179~p.180

【引用おわり】

 課長は、部下に対して仕事のことについて、適切なアドバイスができるようすることが大事である。それも部下が必要なときに、適時適切なものであるといい。そうなれば、課長は部下からの信頼もあつくなる。

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