チャレンジ目標によって、高い目標を立てるようにした人を強化するのである。低い目標では、弱化されるようにする。低い目標を立てると、周囲からよく見られなくなる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第451回目となる。
【引用はじめ】
- 目標を低く抑える社員について、どうすればよいか。
- 会社が評価に用いる基準は、全員共通にし、全員にとって公平な一律の物差しで見るのです。
- そうしたうえで、一人ひとりに自分にとってのチャレンジ目標を立てさせれば、このときの目標は「できる、できない」ではなく「やりたい」という熱意を示したものになります。
- それなら、高い目標を掲げた人は周囲から褒められ尊敬され、逆に目標の低い人は下に見られるようになるでしょう。
- つまり高い目標を立てることが強化され、低い目標を立てることが弱化されるわけです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.190~p.191
【引用おわり】
高い目標を立てて努力する。それが周囲の人たちを刺激する。尊敬の念で見られる。頑張っている姿を見せるようにすることが大事だ。目標達成に向けて計画的な努力を続けるのである。
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