行動の直後に自発頻度を高めることができるものが「好子」である。この「好子」は5つの種類に分けられる。そうした内容について、島宗リーダー本による第213回目の引用である。
【引用はじめ】
どのような後続事象が好子として行動を強化するのか。好子には以下のように5つの種類があります。
- 「物的好子」 お金(ボーナスや昇給を含めて)や商品券、食事券、事務用品などの小物、表彰状やトロフィーなど、実際に触ったり、手で持ったり、交換できるもの
- 「情報的好子」 標的行動がどのくらいよくできたかを伝える情報(成績、達成率や順位など)
- 「社会的好子」 上司や同僚、部下からの承認、賞賛、拍手や笑顔
- 「活動的好子」 職場での役割、チームでの分担などで、得意なことや、やりたいことを任せられること
- 「権利的好子」 有給休暇をとる日を先に選べる権利、受けたい研修を優先的に受講できる権利、職場や職種の異動希望を優先的に勘案してもらえる権利など
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.116~p.117)
【引用おわり】
行動を強化する「好子」には、5つの種類がある。行動した結果に随伴して、ポジティブにさせるものが「好子」と言える。ご褒美となるものが「好子」にあたるものだ。
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