2024年4月26日金曜日

島宗リーダー本213「好子の種類2」

 行動の直後に自発頻度を高めることができるものが「好子」である。この「好子」は5つの種類に分けられる。そうした内容について、島宗リーダー本による第213回目の引用である。

【引用はじめ】

 どのような後続事象が好子として行動を強化するのか。好子には以下のように5つの種類があります。

  • 「物的好子」 お金(ボーナスや昇給を含めて)や商品券、食事券、事務用品などの小物、表彰状やトロフィーなど、実際に触ったり、手で持ったり、交換できるもの
  • 「情報的好子」 標的行動がどのくらいよくできたかを伝える情報(成績、達成率や順位など)
  • 「社会的好子」 上司や同僚、部下からの承認、賞賛、拍手や笑顔
  • 「活動的好子」 職場での役割、チームでの分担などで、得意なことや、やりたいことを任せられること
  • 「権利的好子」 有給休暇をとる日を先に選べる権利、受けたい研修を優先的に受講できる権利、職場や職種の異動希望を優先的に勘案してもらえる権利など 

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.116~p.117)

【引用おわり】

 行動を強化する「好子」には、5つの種類がある。行動した結果に随伴して、ポジティブにさせるものが「好子」と言える。ご褒美となるものが「好子」にあたるものだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿