問題解決のために、標的行動を決め介入をはかる。うまくいけばコストに見合うものになるが、失敗したらコストに見合わないものになる。そうした内容について、島宗リーダー本による第203回目の引用である。
【引用はじめ】
マネジメントにかかる行動もコストです。
上司から部下に指示を出すのもコストですし、手順書を作ったり、標的行動を測定したり、記録したりする手間もコストです。
標的行動が変わっても、そのために費やしたコストを上回る業績にならなければマネジメントが赤字になってしまいます。
焦点化のステップにおいて、業績につながる標的行動を見つけて選ぶことが重要です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.113)
【引用おわり】
標的行動を達成するためには、それなりのコストがかかる。そのコストが業績以上にかかったとすれば、失敗である。コストという手間をかけた分、業績を上げてこそみんなが認めるものとなるのだ。コストかけ過ぎでは、長続きしない。
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