なかなか思ったように行動が変わらない。目指した通りの行動にするには、どうすればいいのだろう。行動をした直後の状況を変えてみるのである。そうした内容について、島宗リーダー本による第204回目の引用である。
【引用はじめ】
標的行動を焦点化し、先行事象を明確化し、それでも部下の行動が変わらなかったら、いよいよ随伴性を変えるときです。
ABC分析をして、なぜ標的行動が実行されないのか原因を推定し、強化の随伴性が不足しているなら追加し、弱化の随伴性が過剰なら除去したり、緩和したりします。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.114)
【引用おわり】
今ある行動を適切なものにしたい。より良い行動を増やしたい。問題ある行動は減らしたい。そうしたことができるようにするには、行動の直後の状況がどうなっているかを把握するのだ。行動を増やすには強化する状況に変え、減らすには弱化する状況に変える。それが随伴性を変えるということである。
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