2024年4月4日木曜日

島宗リーダー本191「個人攻撃の罠にはまっている上司の脳内マップ」

 上司は、部下に対してどんな思いを持っているか。その多くは否定的なことが多い。部下に対する不満である。「個人攻撃の罠」にはまりぱなしになっている。そうした内容について、島宗リーダー本による第191回目の引用である。

【引用はじめ】

 「個人攻撃の罠」にはまっている上司の脳内マップ

 部下について、

  • 意見を言わない
  • 話を聞かない
  • やる気がない
  • 自分の考えがない といったことばかり

 それだけに、部下にして欲しいこと、できるようになって欲しい行動は何ですかとお尋ねしても、期待する行動として書き出して下さいとお願いしても、初めはなかなか出てこないものです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.109)

【引用おわり】

 上司の部下に対する「個人攻撃の罠」は一方的といっていい。上司の期待に部下が応えないことに対する不満だったり、不信の念と言っていい。部下だって、上司の期待ばかりにそって行動できるわけでない。部下なりに良しとする行動を行っているのである。上司はそれを見逃している。上司はそうした行動に着目して部下を認めることが大事である。そうすれば、部下も組織への貢献行動はどんなものか理解できるようになる。

 

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