おしぼり提供会社では、おしぼりに髪の毛が混入しない対策のため、ユニフォーム等の着用を義務づける介入を行いました。そうした内容について、島宗リーダー本による第199回目の引用である。
【引用はじめ】
おしぼり提供会社において、洗濯・包装後に再配送したおしぼりの中に髪の毛が混入しているというクレームも出ていたため、社長さんはスタッフのユニフォームを新調し、帽子やマスクも含め、着用を義務づけました。
この時点での標的行動は「工場で作業するときには、ユニフォーム、帽子、マスクを着用する」でした。工場長さんの協力を得て、チェックリストを作成し、標的行動を測定していました。そしてユニフォームの新調とともに、測定結果をスタッフに知らせました。こうした介入をパフォーマンス・フィードバックと呼びます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.112)
【引用おわり】
工場内の職員が決められたユニフォーム等の着用を確実に行っているかどうかを、チェックリストなどによって確かめられた。それが守られているかどうか職員に知らされた。パフォーマンスフィードバックと呼ばれる方法によって、ユニフォームの着用が順守されているか確かめられたのである。
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