標的行動の自発頻度を高めるために効果のある好子が重要だ。それには、思い込みで選んで効果が得られないケースがあったりする。そうならないためにも、本人が好子として有効なものを選ぶ必要がある。そうした内容について、島宗リーダー本による第217回目の引用である。
【引用はじめ】
好子を選ぶときのもう一つの視点は、その効果です。思い込みに注意しましょう。
また、注意深い観察も大事です。部下や同僚、プロジェクトチームのメンバーなどと一緒に仕事をしているときや雑談をしているときに、その人たちの好きな食べ物、趣味、話題など好子を見つけましょう。あらかじめ本人たちに調査する方法とは異なり、こうして個人的に見つけた好子は、使いようによって相手を驚かせ、喜ばすことができます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.118)
【引用おわり】
標的行動の自発頻度を高める好子は吟味しなければならない。そのためにも、本人はどんなものを好むのかよく観察することである。あーこれが、好子として有効だなと確認することだ。
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