2024年4月1日月曜日

令和6年度新年度理事長挨拶「小さいことからコツコツと」

令和6年4月1日(月)8時半~

令和6年度 社会福祉法人さくらんぼの里 辞令交付

理事長挨拶「小さいことからコツコツと」

(於)のぞみの家・食堂

1. 西川きよしのキャッチフレーズ

 「小さいことからコツコツと」とは、お笑い芸人の西川きよし氏のキャッチフレーズです。横山やすし氏と「やすきよ」コンビの漫才で一世を風靡しました。

 参議院議員として、3期18年勤め、高齢者福祉政策を中心に政治活動を行いました。「カネなし、コネなし、学歴なし」で勝負してきたというのです。

 「小さいことからコツコツと」、それこそ「当たり前を当たり前以上に」やり続けてきました。

その結果、天下をとったのです。

2. きよし方式の徹底

 何かを成し遂げようとするとき、どうすればいいか。きよし方式を徹底できるようにすることです。

 大きな問題を小さな問題にひと口大に切り分けて対処するのです。そうすると、小さな行動がより良い結果に直結できるようになるのです。そうすれば、従いにくい行動も、従いやすくなります。

 従いにくい行動と言うのは、達成に時間がかかるものです。

そのためには、今手が付けられるちょっとしたできることからやり始めるのです。そして、それをやり続けるのです。決して、それをやりっぱなしにしないことです。

3. 続けることの意義

 いかに続けられるかが重要です。

 これがなかなか難しいのですが。課題をまず明らかにしてとりかかることです。

 続けることが難しいのは、行動コストが大きいからです。続けられるようにするには、行動コストを小さくするのがコツです。

 行動コストというのは、最終的な行動までの間に、どれだけの行動が必要かといった工程数のことです。

 今の自分に合わせた工程数に切り分けるようにすることなのです。

 そして、それを行きつ戻りつがあったとしても、1歩進んで、半歩下がっても、また1歩進めば、1.5歩進むことができます。

 焦る必要はありません。

 自分のペース、自分の力を信じて続けられるようにするのです。小さな行動の直後に行動が続くものを随伴するのです。

 これがあれば、行動の頻度は上がります。

嫌な行動を減らしたいならば、その行動の直後に嫌な行動の頻度を減らすものを随伴するのです。

4. 今すぐ取り組む

仕事をするというのは、こうしたことの連続です。まずは、今課題は何かを明確にして、課題解決までの工程数を書き出してください。そして、一つずつその工程に取り組んでください。

意外と容易に課題解決ができる可能性が高いのです。

今すぐ、取り組んでください。


以上、新年度辞令交付にあたっての職員の皆さんに対する期待を申し上げました。

 

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