標的行動の頻度を高めるための「好子」を選ぶには、本人にとって「好子」となるべきものでなければならない。物的好子であれば、商品券や食事券などが一般的には「好子」となる可能性がある。そうした内容について、島宗リーダー本による第216回目の引用である。
【引用はじめ】
好子を探すには本人に聞いてみるのが手っ取り早い方法です。物的好子については、部下や社員が希望する物品から、予算などの条件を考慮し、提供できる物品の一覧をつくり、そこから選べるようにすると有効性が高まります。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.119)
【引用おわり】
標的行動がうまくいったら、何が欲しいと聞いてみるのも一つの手だ。標的行動の実現と好子としての内容がバランスとれるものであることが望ましい。
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